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LAOS TOUR 1

GYPSY QUEEN Road to Asia#18
Destination
2008/02/16-2008/02/22 
Laos Champasak Wat Phou

Destination 1
Laos Champasak.
チャンパサック王朝の拠点でありここを中心にカンボジア方面に勢力を伸ばしたクメール族はアンコールワット遺跡群を築いた。それと同時期にできたWat Phouは2001年ラオスで二番目に世界遺産として登録されることになる。もう800年も前にできたこの寺院は荒れ果て世界遺産といっても信じられないくらいの荒れようだという。そして、その土地の年に一度行われる祭り。2月の満月の夜をフィナーレとするフェスティバルに招待された。急なことだったが何しろラオス。インドシナのふるさとに帰らないわけには行かない。スケジュールを調整し、リハーサルを行い、現地でのさまざまな仕掛けを今日に至る。この間にたくさんの人の協力があったことはいうまでもない。ほとんどがすべて今まで出会った人たちの恩の中にある。その中に飛び込んでいくGYPSYQUEEN。自分たちの力だけではない何かに動かされて今回の旅は始まる。

2008/2/16
06:15。いつものようにmasaoの車で家を出る。そうか、もう18回目の旅か。いつの間にかにこの渡航にかかわる手配も準備も身についてきた。まるで週末に遊びに行くようにmasaoは機材で満載の車で迎えに来てそして買い物に行くかのように僕は乗り込み旅は始まる。ここ数日の寒さもちょっと和らいできたがそれでもこの時間まだ寒い。足早に荷物を積み込み出発だ。いよいよ始まるのだ。早朝の高速は混むはずもなくどんどん成田に近づく。以前一度だけ渋滞に巻き込まれて、出発に遅れたこともあり、その点は慎重だ。予定通りに(?)7:30過ぎに酒々井に到着。ちょっと早すぎるので朝食をとりつつパーキングに連絡。とりあえず8:00までまって出発だ。最近の駐車場は空港まで車を取りに来てくれて、帰国のときも持ってきてくれるシステム。超便利なのである。ゲートまでも難なく進み8:20成田に到着。順調なスタートだ。

タイ航空は第一ターミナルになる。第二に比べるとこじんまりとしている。最近TGでの旅が多いのだがチェックインカウンターもそう混んでなくて快適である。重量はジャスト120kg。6人でこの数字。ベースやギターのツアーケースを含めてこの重量はたいしたもんだとおもう。みんな軽量化を心がけている成果だろう。難なく出国もすみ搭乗ゲートへ。まだはやいのでカフェでミーティング。スタート前にこうしてゆっくりできると気持ちも楽だ。10:15搭乗。今日のTGも満席である。11:00TG641便は定刻を10分遅れてテイクオフ。バンコクまで6時間半の旅が始まる。

機内もきれいできもちいいTG

機体がほどよく上昇した後大きく揺れてかなり怖かった。これは寝れないかも。連日準備で遅くまでおきているので、ここで一気に睡眠不足を解消したいものだ。眼下には大島だろうか?大きな噴火口が見える。三宅島かな?スクリーンの地図を見ながらラオスの復習を。そうしているうちに食事になった。
今は奄美大島あたり?今日はとにかくよく地上が見える。いい天気だけれど気流の流れが強いのか依然小刻みに揺れていた。食後少し寝て気付けば台北上空を飛んでいる。14:50.もう少しで半分という感じだ。昨年の9月のベトナム、12月のタイ、そして今回のラオスと比較的近い日程で3回のツアーとなった今回。それだけに記憶に新しい。それぞれの公演で何がうまく言って何がうまくいかなかったか?そんな分析をしながら時間を過ごす。

16:30。ダナン上空からインドシナにはいった。綿のような真っ白な雲に覆われているがきっとこのしたにはあの懐かしい台地が広がっているのだろう。あと1時間ちょっとでバンコク。時計を現地時間にして14:30.BKKには15:40到着予定だ。しばらくするとメコンが浮かび上がってきた。まさに浮かび上がる。雲と霧の下に大河の道筋が少しづつ浮き出てくる。なんて雄大な流れなんだろうとおもう。この川のおもうままの流れに合わせて人々は居を構える。川筋の周りだけが人の住まう色に変わっている。パクセー上空に差し掛かる。3日後にはここにきているのだ。いったいどんな町なんだろう。ヴィエンチャンからは陸路で10時間かかるという。そうとう長い旅になるね、覚悟が必要だ。

機体はタイ上空に入り高度を落としてゆく。緑がきれいだ。市街地が見えてきて懐かしい風景に変わる頃、15:40、予定通りにBKKにタッチダウン。2ヶ月ぶりだ。とにかく広いこの空港でトランジットのため4時間を過ごさなければならない。時間通りについてしまったのでまあ、いいことだが、きちんと空き時間が与えられた僕ら。どうしようか?まずはミーティングに時間を当てる。明日のライブの動きや楽曲などはおおよそしか決まっていない。みんなの意識あわせに時間を費やす。この時間はとっても貴重なもので、メンバーそれぞれのどうでもいいようなことまで口に出せる場だ。ちょっと気になった点、どうかな?とおもう点。そういったことを極力みんなで引き出して頭の中をクリアにする。それがステージでの一体感につながるのだろう。

そしてなんとか2時間前。ゲートに移動。とにかく広い空港。結局20分以上歩くことになる。「次回からはローラーブレードを」これが合言葉である。そして20:05.TG692便はほぼ定刻どおり飛び立つ。いよいよヴィエンチャンだ。


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