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Thailand Tour 2

今回のツアー。短期間ながらかなりタイトなものになる。
今日Chiang Maiに入り2ないし3公演。それがそもそもきまっていない。
そこにはメインの公演である日タイ修好120周年記念コンサートも含まれる。

そしてChiang Raiへ移動。ここはローカルなツアーだがここでも1ステージあるのだろうか、行ってみての調整事項になっている。

そして翌日はBangkokに戻ってその足でTokyoJoesでコンサート、最後の最後に決まったこのコンサートだがここでも120周年の記念としてコンサートを行うことになっている。そして、翌日の深夜発で成田に戻る。これはハードだ。

ちょっとハードすぎ?ま、実際はそんなことないけれどね。
飲んで寝過ごして過ごす午前中も半日。
早朝にバスに乗り他の町にたどり着くのも半日。
駆け抜けていくタイは僕らにどんな景色を見せてくれるのだろうか?

まさにAmazing Thailand。

こんなあわただしい日本人バンドはまずないと思うが少しでもタイの人々に日本を知ってもらいたいと思う一心である。一眠りして2:45。
時計をタイ時間になおす。まだ12:45か先は長い。このレポートを書いたり、タイの書物を読んだりして14:25。ようやく茶色と緑の台地が見えてきた。インドシナにまたやってきた。空の青さが気持ちいい。カンボジアとタイのはざまのコラート大地が真っ黒な山肌を見せてくる。どんどん人々の生活感が感じられてくる。

豆粒のようなものが建物で、こまごまと動くものが車で、そして地図を拡大したような台地が真下に広がる。

15:05にスワンナプーム国際空港に到着、とアナウンスが入る。今年オープンしたこの新空港。今までのだだっぴろいドンムアン空港よりもさらに大きい空港なんだろうな。アジアの新しいハブ空港を見るのも楽しみだったりする。気体は一度シャム湾にでて180度旋回して空港へ。海がこんなに近いとは知らなかった。そして着陸態勢に。15:02。スワンナプーム国際空港に到着。ものすごく大きな空港だ。外に出るとエアコンが効いているとはいえむっとした空気に包まれる。さっきまで冬だった日本からまだ、夏のこの国に来る。というよりも夏ばかりの国だね。

大きな空港はそれだけ広いっていうことでとにかくいつまでも歩かされる。今回はここで乗り継ぎなので国内線の乗換え口に向かう。遠い上に搭乗ゲートが一番遠かったりして15:50ゲートにたどり着いた。
まだ、出来立てなせいかなんだか殺風景だが免税店とかはもうばっちりできていてすごいなと関心。結局アジア各地に行くためのハブとして使われるわけでここでお茶を飲んだり食事をしたり買い物をしたいということで多額の外貨が支払われるはずだ。タイ経済においても重要な意味のある空港なんだなと思う。
そんなときにウッディから電話が来る。なんでも空港に来ていて花束を持っているのできてほしいとのこと。空港に来るならなんで事前にいってくれないの、とおもうが彼なりにサプライズのつもりだったかも、いや、そんなことは考えているはずはない、僕らが来る、歓迎するよ、そして歓迎に来た。いたってシンプルなのかも。
いちいち連絡とかしない人なのだ。

そうして、shinonが遠い遠い入り口までいって帰って30分。
いい暇つぶしにもなったかも知れずさらにこれから飛行機に乗るのにめっちゃでかい花束を持って戻ってきた。

うむ、微妙である。さらに僕らの搭乗するTG166便がエンジントラブルで遅延。
まあ、飛ぶ前にトラブルがわかるということはいいことだと以前いわれたことがある。その通り、今日はChiang Maiに入るだけだからゆっくりまとう。とはいえ思いっきり遅れて17:50ようやく搭乗。もう夕暮れ、何はともあれChiang Maiに向かう。

約570km。1時間ちょっとのフライトだ。
飛び立つとすぐに日の暮れは迫ってきた。ミャンマー方向に広がる夕日。空の青と赤く染まる夕日、そして漆黒に染まる雲海。美しい。
写真ではきっと表現できない美しさなんだろうと思う。

簡単な機内食がでてすぐに高度を下げる。18:51。Chiang Mai国際空港に到着。Bangkokよりも格段に少し安そうな空気。風はアジア独特のしっとり風。それでも今までの中ではしっとり感が少ない感じだ。
19:40。空港を出て沖山さんと合流。そして今回ずっと一緒にいてくれる運転手のミーさんと出会う。空港から市内に向かう道はとても情緒的。

なんだろう?ラオスのイメージかな?少なくてもベトナムとは異なる。暑くないビエンチャン。そんな感じだろうか?
およそ20分で市内へ。城壁の町にたどり着く。中心部から南東に位置するチェンマイプラザホテルが今回の宿舎。
入り口を入ると民族音楽のステージみたいなブースもあって面白そうだ。早速チェックインを済ませて再集合。ここで今回の実行委員長、谷口さんと合流する。谷口さんとは出発数日前に日本で初対面。

今回のプロデューサである信田先生が急病のために急遽渡航を取りやめたのだが、その信田先生からのご紹介ということで今回のもろもろのお世話をしていただくことになった方だ。
メンバーの大半は初対面なのでここでごあいさつ。まずは打ち合わせを、ということで「どこにいこう」となる。土地感もなくお任せでどうせなら翌日ライブをやる会場で、ということでビアヤーマンに向かった。

ホテルを出て北東に向かい橋を越えて途中ビアバーが連なる通りを走り(その中にブラッセリーがあった)その先を右にまがりしばらくするとスーパーハイウエイにでる。ここがまた広い通りであった。そこを越えて大きなショッピングモールがある辺りを左折。そこに店はあった。名前は忘れたが近くに大学があるところ。ということで市内からはちょっと遠い場所で歩いていけるところではなかった。

谷口さんが「足がないと身動きできませんから」と最初におっしゃっていたことを実感。ちょっとトゥクトゥクを、という場所ではなかった。ビアヤーマンはとても大きなビール工場もかねている店でビールの貯蔵タンク、大きなステージ、吹き抜けのホールといった店。ここでこれから三日間の打ち合わせを行う。
ここに来てわかったことや初めて聞くことなど盛りだくさんであった。何よりもみな、超空腹であったので初ChiangMai料理に興味津々。味も最高、ビールも最高、場も盛り上がる。ここでたくさんの情報を得た。

まず、日本語の曲で有名な曲は?「北酒場」「昴」だそうだ。
ここにくるまでにいろいろ情報を検索したがその情報はなかった。やはり来て見ないとわからないことはあるな、と実感。
それにしてもちょっと僕らのバンドとはほど遠い曲でちょっとがっかり、もう少しポップスならなぁとおもう。

そこにshinonが連絡を取っていたオーナー登場。流暢な英語で話しかけられる。翌日のステージのためにリハーサルの打ち合わせなどをした後、ステージから呼びかけられる。なんだか呼ばれそうな気配はあったがやたらあおられるのでこれは誰か行かねば、と思う。

ここで断ったら男が廃るということで男masaoを投入。
いつもの派手なパフォーマンスといきなりその場あわせ、なおかつ勝手にバンドをリードするという絶技でステージを盛りあげる。
本当に最高に頼もしいやつだなと思う。特にこういうときに思いっきり力を発揮するのが彼だ。

そして23:40。打ち合わせも大方済んでホテルへ。
明日からの行程に付いてホテルで再度ミーティングを行い01:30解散。
ホテルの部屋でようやく旅の荷物を解く。一日長かった。

明日からすべてが始まる。
スタートは快調だ始めてのChiangMai公演の成功に向けて今日は早めに就寝。

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