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saigon 9

2015/11/18

08:00朝食。ホテルの最上階のレストランは眺めがいい。昨日の朝を思い出して感謝。ライブの曲の確認などをしてそれぞれ時間を過ごす。12時に集合して12:30今日の会場RFCにてリハーサルを行う。ここは以前ハンさんに連れられてきたライブハウスだと気づいた。そして前回ミーハンがつれてきてくれたマッサージもすぐそばだった。いつも中心部にしかいないがこの辺りがおしゃれなゾーンになっているんだなと思う。リハーサルを始めようとするとミーハンが到着。久しぶりの再会だ。今日のコンサートのためにカナダから早めに帰国してくれていたのだ。ほんとやさしいよね。最初ものすごいハードロックねーちゃんだとおもったのだが、前回の東北公演などを通じとっても暖かい子だと思った。そして面倒見は抜群。今回の中期の予定はみな彼女が組んでくれた。「日本人にはギャラをださないけれどGYPSYQUEENは仲間だからちゃんと出すように契約したよ」そういった仕切りまでばっちりな子で頼もしい。

 

リハーサルは順調に進む。昨日までとは環境もサポートも異なる。完全なベトナムネイティブな環境下でもみな「普通」にこなしてくれる。これってそうかんたんなことじゃないことを僕はよくわかっている。音以外のとことで弱いアーティストは多い。しかし、ここでは全部強くなければステージにたてないのだ。

 

バンバンジはいつもムードメーカー。そして多分誰取りもポジティブな男だね。その貪欲さは音楽をやる上でとても重要でぼくも最も大切だとおもっている。芸人気質でもあるのだろうけれど、とにかく前に出る。芸の世界は厳しくて、前にでなければ終わり、カメラに移らなければ終わりの世界。グイグイくるやつは嫌いじゃない。むしろもっと前に出てきてほしいね。ドラムがバンドを引っ張るくらいの経験をつんでもっと目立ってほしい。

 

そしてときおりバンバンジに弄られてキャラをだしてくるジミー。今回のツアーで僕は不覚にも風邪を引いてしまい薬もなくだるだるでいた時に夜中なのにメールをしてきて、「今から薬持って行きます」とかいわれてしまうと惚れてしまうやんか?とおもう。音楽的な実力はばっちりでありながらあの腰の低さ、環境対応力。これからのアーティストは彼のような考え方をしていかねばならないのだろう。まだ若いけれど見習うものがあるよね

 

そしてみんなの協力もありリハーサルはさっくりと終わり14時にホテルへ。今日で最終日のバンバンジ、とジミーがショッピングがしたいというのでとりあえずドンコイに向かう。ランチはPho24。今回はじめて入ったな。ここでランチを取りそれぞれショッピング。

 

16:00ホテルに戻りこのレポートをかく。妙に落ち着いた部屋で時間の流れも止まるような部屋だった。エアコンが直撃で寒いと暑いを繰り返しているのが唯一の難点か?20時衣装を着込み機材を持ち出発。Microwave.どんなやつらなんだろうか?映像で見る彼らはものすごい。そんなやつらとどんなステージできるか楽しみだ。会場までは少し混んでいたこともあり20:20に到着。いい感じで人が集まっている。そして20:45すぐにライブはスタートだ。今回はライブハウスということもありロックな選曲で固めてみた。なんといってもMicrowaveのファンも多いだろう。その人たちに合わせたロックナンバーを続けていく。会場にきているお客さんはこの国ではセレブな人たちなのだろう。音楽を愛し、英語で話し、街中よりも10倍高いビールを飲んでいる。英語の曲も交えての僕らのステージは45分。予想以上に盛り上がることが出来た。充分な満足感のあとミーハンが歌う。そしてMicrowaveの登場だ。

 

はじめてみるボーカルのロングトーンとハイトーン。なんて声を出すんだ。その技術の高さに感心する。バンドもグルーブ感たっぷりのバンドで来着心地がいい。みな、思いっきり刺青がんがんでこれじゃ日本の温泉には入れないね。と思い演奏をみる。終盤になりGYPSYQUEENが呼ばれる。今回のライブでコラボをやろうということになりTiMlaiを彼らは僕らと一緒に演奏することになったのだ。ただ、キーが違う、構成が違うという状況。どちらにあわせるかであるがここはこちらに合わせてもらおう。僕ら自身が彼らに合わせるのはリスクがありすぎる。こちらのペースに巻き込まないとこのコラボの意味がない。そして、構成も違う、キーもアレンジも違うTimLaiを演じることになる。それでもさすがのハイトーンは2音くらいの音程UPにはものともしない。ギターもサウンドに合わせ始めて、ばっちりな感じ。そして初競演は終了した。終了後お互いをたたえて再会の約束は当然のこと。日本のバンドとベトナムのバンドとどちらともなく区別のない、意味のあるコンサートとなったこと、本当に手ごたえを感じるステージだった。常に攻めていないと。今日はそのマインドがみんな共通であったのだろう。ステージが終われば皆笑顔の仲間に変わる。次の公演の約束などをしてRFCを後にする。楽しかった。充実のステージだった。

 

23:00ホテルに戻る。24:00今回のツアーの中心的な存在であったバンバンジ、ジミーは明日帰国。今日まで付き合ってくれてありがとう!腕ももちろんだが人格者として素晴らしい2人に会えたことは僕の幸せの一つだったかも。そんな5人で最後の晩餐だ。深夜なので普通のお店はみな閉まっているのでホテルに隣接する屋外のレストランで飲むことに。それでも思いがけずおいしかったりする。ジミーのバースデーケーキもみんなでたべた。深夜なんですけれど。まあいい、俺たちの仲間のお祝いだ!02:00名残惜しくも宴は終了。04:00には出発の2人をマチャがフォローする形で宴を終えた。お疲れ様!本当に素晴らしいサポートをしてくれた2人に感謝だ。

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