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GYPSY QUEEN Road to Asia #43 –心の絆

2014/11/22-24

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2014/11/22

7時。自宅を出て丸の内線、大江戸線を乗り継いで上野御徒町へ。07:35には京成上野駅に到着してしまった。こんなシンプルな出発は初めてかもしれない。今回は和僑会の世界大会に出演するために香港に飛ぶ。和僑会は年々急激なスピードで拡大し、今年10周年を迎える組織。和僑会ができて各地に広がった和僑会をまとめるためにできた和僑総会。そして、年1回この和僑会の人々が集まる世界大会も6回目を数えた。香港、沖縄、上海、シンガポール、タイ。そして今年は創設の地香港に戻ってきた。

その和僑世界大会で和僑会のテーマソング「和僑の風になれ」を歌いにいくのだ。歌いに行くと言うのはいつもならベースを弾いて盛り上げるだけだがこの歌には僕のパートもある。ということでのどを気にしたりなんかして大量のアメを買ってきたりしてちょっとその気になっているのだ。

7:52上野発のスカイライナーで空港へ。うろこ雲が綺麗だ。でもうろこ雲って地震雲では?ちょっと気になる。今月続いた2本のインドネシア、ベトナムツアーと違ってシンプルな構成、超短いスケジュールなので荷物も軽い。忘れ物をしているような気になる。成田に到着して早速チェックイン。今回は香港までキャセイパシフィックでいく。

 

このエアライン実は初めてだったりする。ゆったりとしすぎて搭乗はぎりぎり。しかも連休初日ということもあり満席&真ん中の席。ということで環境は最悪でPCを拡げることもできず、ここでやろうとたくさん持ってきた資料を入力することもなく香港に向かうことになった。最近、国内系や海外もベトナム航空やガルーダインドネシア航空と続いていたのでかなり居心地の悪いフライトと機内食で気疲れする。反面、いつもの環境のよさに感謝する気持ちになれた。

「めしははらにたまればいい」というのが嫌いな僕は「飛行機は移動手段」と割り切れない。LCCでもAirAsiaはよかったな。機内食もおいしかった。10:35分のCX501便で飛び香港までは5時間半のフライトだ。現地時間15時に到着となる。ハノイにいくのとおなじ時間だ。結構かかるなとおもう。でも帰りは4時間を切るのでこれも風の影響なんだろう。

 

とりあえずいつも眠いのでここぞとばかり寝ることに集中。おかげで少しは睡眠不足の解消になったかもしれない。そして,15:25香港国際空港に到着した。気温24度と言うことで秋に逆戻り。灼熱のアセアンとはことなり体の負担も少ない。そして綺麗な空港に驚く。思えば香港にくるのは10年ぶり。まるで違う国にくるようなものだ。

少なくてもアセアンではそうだ。10年前の話を語ったら「いつの時代ですか?」といわれれるほどに急成長著しい世の中。ここもそうなんだろうか?30分ほど早くついたこともあり、待ち合わせ時間まで空港で過ごす。フレッシュジュースがおいしい。45香港ドル。600円くらいか。高いぞ香港。まあ、空港だからね。というか円安の影響をモロに受けている。

 

今日のスケジュールなどを打ち合わせしていると今回の世界大会の事務局長の米山さんがやってきた。まるで噺家みたいな人で人当たりよくていい感じ。「はじめまして」とご挨拶。そもそも和僑会にいてこの「はじめまして」というのはよくないのだがコミュニケーション不足が否めない僕らの反省点でもある。このあとたくさんの「はじめまして」があるだろう。過去、きちんとしていなかったからではあるが、まだ間に合う。今回、たくさんの人と話、たくさんの思いを耳にしてみよう。空港からは車で移動。以前来たときの駐車場が鮮明に思い出される。

 

香港公演を終えた帰国のとき。この駐車場から空港に入った所でまさおにスネアドラムを足も指に落とされて、たいそう痛かった思い出がある。懐かしいね。市内までは快適で30分ほどだった。途中世界一のコンテナー輸送エリア、高層マンション、いずれも香港らしい場所を見過ごしながら向かう。

 

ETCが導入されたのも早い香港。以前、WINGの車で香港の海底トンネルをくぐった時に料金所に止まらず通過しているのをみて「香港はすごいっ」と思った記憶がある。当時は日本にはなかったからね。市内にはいると雑然とした町並みが現れてきた。この辺は変わっていない気がする。10年前の風景とさほど変わらない。

 

そして、宿泊先のBPインターナショナルホテルに到着。ん?みなれた風景、そうだ以前泊まったホテルだ。2004年に泊まった記憶がよみがえる。なんとも奇遇である。荷物を置きチェックインをするとこばじゅんが合流。今回もっともさまざまな準備に骨を追ってくれたこばじゅん。彼女なしでは成り立たなかったツアーである。現状含めていろいろな話をする。そして早速前夜祭会場に向かう。歩いてもいけるということなので散策をかねて会場に向かう。

途中有名なスイーツのお店で一休み。これはおいしい。日本の縁日にもこういうのあったな。なんといえばいいんだろう。ちょっとパリパリ感がおいしい。会場への道は記憶の奥底にある風景とリンクしてきた。どんどん香港がよみがえってくる。そうしてたどり着いた会場「鴻桃酒家」で前夜祭は行われる。会場に着くとたくさんの和僑が集まってきていた。

なつかしいかおもたくさんありテンションは上がる。入り口にはいると筒井さんがいた。今年の3月に会長職から顧問になられた筒井さん。今回の世界大会でファウンダー(創始者)と称されるようになった。僕らの和僑会の歴史も筒井さんと共に始まったのでこうして再会できることが嬉しいし、会うだけで血中温度が高まる気がした。

 

そして、荻野会長とも再会。筒井さんとは正反対のタイプの方だがだからこそ両輪の軸で和僑会は世界に広がってきている。今回は東京ニュービジネス協議会の池田会長もいらしてご挨拶を頂いた。和僑会との連携を目指して活動をしていくということで心強い仲間を得た感じだ。たくさんの名刺を頂き挨拶もたくさんした。

思えば今まで和僑会ではステージにたつことを中心にしていたので事務局の方とは綿密にやりとりしていたが、会のみんなとは交流が必ずしも出来ていなかった事に気づく。今回はそこを変えていこうとおもっての参加なのでなるべくたくさんの人と話ができるようにした。藤岡さんともここでようやく会えた。

 

「このあとどうなっています?」と聞かれたので「みなさんについていきます!」と即答。そうなのだ、たくさんの話をしたいのだ。二次会はチムサーチョイ、香港の100万ドルの夜景をバックに野外のスタンディングバー状態。

 

そして、もう一軒。最後は香港の麺をたべようと深夜にも関わらず突入。ニュービジネス協議会の皆さんも合流して盛り上がる。

それにしても毎度おもうのは和僑会のタフさ。僕も相当タフだが、彼らにかかってはそれ色あせる。寝ない体力、盛り上がれる体力には完敗だ。午前1時。睡魔に襲われ一足先にホテルへ。おそるべし和僑会。

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