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2008 Vietnam Tour 6

2008/12/30。?7:00起床。?9:00朝食。?昨日からテンションは上がっている。?全員が行っても仕方ないので機材の確認と昨日お願いしたことの確認のため、10時に先発隊出発。僕は事務作業があり、後続組になった。先発隊はmacha、酒井氏、masaoの3名。

全員で動けるバンドは強いが更にそれを超えて全員で動かないことができるバンドは強い。

10:30先発隊を見送り僕はサイゴンの関係者へのチケット渡しやら諸準備を行う。

ここにきてようやくばたついてきた。

 

12時の出発時間はあっという間に。

会場に着くと照明もすでに入っていてベトナム人シンガーがリハーサル中だった。

みな、とてもいい歌声をしている。

しばらく眺めていて、まだ出番は遠そうなのでランチタイム。

Machaに聞くとおよそ電源系統は問題ないそうだ。

photo by Sugimoto

photo by Sugimoto

14時過ぎ、リハーサルの始まった僕らを会場に残しviviは支払い関係の打ち合わせに。

その間もリハーサルは進む。

GYPSYQUEENはOK。

ゆうこちゃんもOKだった。

ホテルにもどり衣装を調えて18時に出発という段取りになる。

その間も事務方はいろいろな作業に没頭していた。

 

合間に新聞の取材を一件。

毎回ホーチミン入りすると取材をしてくれるVAN ANHの取材だった。

「なぜ、あなたたちの曲のSaigonCityを演奏しないの?

すばらしい曲なのに」ときかれた。

「理由はわからないけれどこの曲はやらないでほしいといわれたからさ」この点についてはいまだに理由がわからない。

Saigonというのが街の正式名称ではないから?

まあ、拘っても仕方がないのでやらないだけだが楽しみにしていた人がいたとするとちょっともったいないな、とおもった。

この曲はサイゴンに生きる人たちの元気なパワーを感じて書いた夢と希望の曲だからね。

 

そうしているうちに出発時間。

結局この時間を過ぎても過ぎても打ち合わせは終わらず先発隊としてほかのメンバーには先に行ってもらうことへ。

僕はちょっと遅れた第二便に乗った。

会場に到着するとすでにお客さんも入っていた。

ただしアリーナが全てVTV(ベトナムテレビ)に押さえられてカメラしかないのでなんだかスカスカ感がある。

photo by T.Hagiwara

photo by T.Hagiwara

公開放送的な感じでまるでビートルズの日本武道館の公演のようだ。

そういえばモンゴルもこんな感じだったかもね。

今日は生放送で全国に放送される。生放送で大丈夫なんだろうか?

まあ、大丈夫だろう。僕らが粗相しない限りね。

生放送って本当にあっという間に、という感じですでに始まろうとしている。

 

司会者が登場。

まるで歌謡ショウの雰囲気だ。

楽屋でなんとなく和気あいあいで待っているとプロデューサーが血相を変えて入ってくる。

「1番目の歌手がきていないのでみんなステージにでてくれ。で、ちょっと話してつないでくれ」。

えっ、そういわれましても。。

まだ着替えも半分の時の乱入。

ミスタービーンも血相をかけている。

こちらの意思とは関係なくステージに引っ張り出され質問コーナーに。

photo by T.Hagiwara

photo by T.Hagiwara

的外れなことを言わないように景気づけでベトナム語であおってみる。なんとか反応があった。

よし今日はベトナム語使うぞ。

ちょっとの時間だったが無事お役目をおえてステージを降りる。

 

生放送ってこの国だと危険じゃないの、の予感的中の巻きである。

そして遅刻歌手が到着。

事なきを得た。

その後yukoのステージである。

今回初参加、初アジアライブ。

どんな思いなんだろう。

でも僕らが1回目の時と明らかに違うとおもうね。

グローバルな時代になったもんだ。

予定の3曲を歌い終わり楽屋では歓迎の嵐。

photo by T.Hagiwara

photo by T.Hagiwara

Yukoちゃんおつかれさま。

ハノイがなくなちゃった分ステージは少なかったけれど、SOS村ではとびきり新鮮な体験ができたと思う。

これからもアジアを愛していてほしいな。

 

そして、Ho Ngoc Ha、Ho Quynh huongと続く。

いずれもベトナムを代表するシンガーたちだ。

Ho Quynh huongはものすごくパワーがあって怖いくらいのライブ派。

あれはすごいよ。

踊りはマイケルジャクソンのスリラーなみ(ちょっと懐かしい)。

その勢いに食われてしまいそうだ。

photo by T.Hagiwara

photo by T.Hagiwara

そしてGYPSYQUEENの出番である。

オープニングのSEが流れる。

ステージに上がると歓声が迎えてくれる。

Machaのイントロから始まり一曲目Without youは久しぶりのROCK曲。

この曲を一曲目にするということは今回の方向性がモロに見える。

ROCKで押し通す。

それが今回の構成のテーマだった。

続けてMoonlight&sunshine、そしてI hope soと続く。

photo by T.Hagiwara

この曲をやることになりにーにょは苦労していた。

その成果が出ればいいと思っていた。

そしてすばらしいピアノを聞かせてくれた。

良かったな。

最後の一音を弾き終わってまるで自分のことのようにほっとした。

満足だ。

I hope so の動画

 

当初はこのあと4曲続くはずだが、なぜかステージを二回に分断されたので一度バックステージに。

僕らのあとにunlimitedが演奏。

そして最後に改めて僕らが登場して5曲くらいやるという構成になった。(きまったのも言われたのも当日ね)。

 

後半はGYPSYQUEENオリジナル曲が続く。

今までの海外の公演は何かと現地の言葉と楽曲のアレンジで勝負してきた。

それが評価された。

今回もそれは変わらない。

それぞれの文化をリスペクトしていきたい。

それでも僕らのオリジナルソングを良いと言ってくれた人たちのために僕らはアルバムの曲を歌うのである。

photo by T.Hagiwara

なんだか今までとちょっとばかり考えが変わった?

進歩した?気がした。

スタンドのお客さんも最後の方はみなアリーナに降りてきていて一緒に盛り上がる。日本語でも問題ない。

日本とベトナムが一体となっている、それを実感できた瞬間。

準備に関してはいろいろあったがコンサートだけとればなんの問題ない良いステージができた。

 

お客さんの反応を見ればそれが確信できる。

最高の思いだ。

そうだったクリスマスに出発してまだクリスマスプレゼントを受け取っていなかった。

バンドのメンバーにはこれが今年の最高のプレゼントになったかもね。

Shinonがベトナムの国旗をもって会場に現れると盛り上がっていたお客さんのボルテージがさらに上がる。

photo by T.Hagiwara

photo by T.Hagiwara

昨日のサッカーの勝利もあり、最高の年末を迎えるベトナム。

その締めくくりのコンサートになったと思う。

最後はコラボ曲の「BlueSky」をunlimitedのボーカルとshinon、yukoちゃんが歌う。

これは2009年メコン年のために書いた曲。

「僕らの空を広げよう、大きな翼に乗って」ということがテーマの曲。

すでにベトナム語版があるのでその歌詞を渡して歌ってもらった。

photo by T.Hagiwara

photo by T.Hagiwara

この曲、できることならインドシナのアーチストたちみんなで歌えるようにしたい。

すでにラオスではアルーナが歌詞を書き始めている。

5ヶ国語でレコーディングできたらどんなにすばらしいことだろう。

そして、最後の最後にHienThucが登場。

すでにコンサートの終了時間は大きく過ぎている。

それでも残ってくれているお客さんに豪華なプレゼントだ。

 

一緒に歌う曲はもちろん「Happy to see you」この言葉、最近僕らの中でのはやり言葉だ。

Mylinhも別れ際に言っていた。

そして、HienThucもそうだった。みんなの中で共通の経験が生まれそれがいつまでも続いていく。

時間を共存するというすばらしさがこの曲に力を与えてくれる。

日本でのレコーディングよりもさらにパワフルに歌うHienThucとshinon。

photo by T.Hagiwara

photo by T.Hagiwara

この曲、来年まで歌い続けていってほしいと思う。

そして、再会するときにまた、同じ言葉を交わすのだろう。

 

コンサートは終わった。

最後の最後で予定通りのそれも最高の終わり方ができた。

すべてが悪いことばかりじゃない。

途中であきらめないことが勝利の秘訣だ。

暗雲が立ち込めても必ずその後には青い空が来る。

それはみんな経験で知っていることだ。

だから人は忍耐強くなり、同じ状況なら嘆くよりも期待しよう。

 

毒は一度吐くと後から汚く見える。

後悔しないために自分のバッファを多くもとう。

そんな大人なことはいつまでもできないとおもっていたけれど今回はできた気がする。

そして、それができたからこそ訪れたチーム一体となった成果であったと思う。

 

メンバー、スタッフ、同行してくれたみんなに本当に感謝だ。

楽屋に戻るとこの短くもいろいろあったツアーをねぎらう仲間たち、そしてベトナム側のスタッフの笑顔があった。

知らないベトナム人が次々と訪れる。

Unlimitedのメンバーも笑顔で顔をだす。

photo by Sugimoto

photo by Sugimoto

公演も終了し、撤去しなければいけないが、この時間は代えがたい時間だ。

HienThucが最後に挨拶をしてくれた。

今回のいろいろな問題点。それを改めて彼女がベトナム人を代表して謝るのだ。

彼女には何も関係ないし、いろいろ気を使って、ステージまでゲストで出てくれて感謝の言葉しかない。

そんな彼女の気持ちの優しさに嫌なことなんてすべて吹き飛んだよ。

photo by T.Hagiwara

photo by T.Hagiwara

名残惜しい別れ、linhさんの笑顔、Giangの喜びよう。

みんなの笑顔が僕らに力をくれる。会場をでてホテルに戻る。

 

ツアーも今日で終わり。

ホテルに戻ればすでに12時近く。

もうやっている店はない。

打ち上げはunlimitedに誘われているということでついていくとOperaHouse横の中華だった。

メンバーといきなり打解けるmasao。

やはりハードロックは世界共通なのだろう。

メタルの割にはコーラとかを飲んでいていわゆる「うぉー」という感じではない。

反面、日本チームは飲みまくる。

 

いろいろな交流ができ、そしてそれはただの飲み会ではなく再会の約束をすることができた次につながる出会いであった。

この街でいろいろな人と出会ってきた。

そして今こうしてこの街に根付いている音楽家との接点が広がった。

 

2時近くになりそろそろ終わらないとこのまま朝になる恐れがあるのでチェックをする。

当然たべまくりの飲みまくりの僕らが払うべきとこっそりと会計をしようとするとすかさず彼らのマネージャーとリーダーが走ってきて、「ここはこちらが払うからきにしないで」という。

「こっちが多いから払うよ」というとマネージャが支払おうとする僕を制止するように間に入ってきて「いやこっちがさそったから」というのだ。

まるで日本のサラリーマン社会のような支払い風景。

結局「では日本でご馳走するよ」ということで解決。なんだか感激したね。

ご馳走してもらったことじゃないよ。

そういう気遣いをする人たちであるということ、そういうベトナムのアーチストと知り合うことができたということ。

ある意味へたな日本人バンドマンよりよほど律儀で規則正しい。

photo by aki

photo by aki

この国ではそれが音楽家のあるべき姿なのかもしれない。

みんないたって綺麗なのだ。

考え方がね。

気持ちよくホテルに向かう帰り道。

何故か彼らも店をでて同じ方向に向かう。

ホテルの前まで送ってくれたのだ。

そして、お別れ。

再会を約束する。

Happy to see you!彼らともこの言葉で別れることができた。

部屋に戻り恒例のビデオ反省会。

もう眠くてあまり記憶にない夜。

それでも、最後にみんなで集まって話すことができた。

4時前に部屋に戻る。

目覚ましをセットしてとにかく寝る。

ありがとう。

みんな。

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