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road to beijing

四川地震があってからしばらくたった。

心配だった友人の無事がわかりよろこんだり、報道ではいってくる現場のすさまじさに言葉を失ったり、日本の支援にたいする中国人の感
謝の言葉に関係改善を感じたり、医療チームの派遣先を巡ってのやりとりはやはり現場はかわっていないと感じたり。

中国の中でも特に重慶に思い入れがある僕らにとってこの地震は特別な思いをめぐらせた。

来週、僕らは北京で演奏をする予定だった。

しかし、おりしもチベット問題、聖火リレーで物議をかもし出している真っ最中。

北京行きは取りやめた。

受け入れ先が実施不可能と判断をしたためだ。

 

2004年にも反日の真っ只中で北京でコンサートをおこなった。

その時にできた仲間は今でも大切な仲間でZIYOというすばらしいバンドとの出会いでもあった。

格段の進歩を遂げているこの国とそれにまつわる様々な問題。

それを無視していくのもいい。

それでも、僕らは再びこの国を目指す。

オリンピックが開ければいつもの中国に戻るだろう。

受け入れられないから行かないんじゃ世の中変わらない。

どうすれば一緒に付き合っていけるかを考えていきたい。

中国にもたくさんの友人がいて、僕らを待ってくれている。

約束をした重慶ゴジラさんの心のふるさと重慶にもいかなくちゃいけない。

 

中国人に日本人嫌いがいる。

日本人にも中国人嫌いがいる。

そして、僕らを愛してくれる中国人もいて中国人が大好きな日本人もいる。

嫌われ嫌うよりも好かれ愛したい。

そのほうがよっぽど楽だと思う。

オリンピックの成功と隣国としてこれからますます交流がすすめばいいね。

そして、すべてが終わったときに再び僕らは北京に向かうだろう

 

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