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ASEAN TOUR 4

2015/02/24

07:00起床。今日はゆっくりなスタートだ。これからラオスでの強行軍が待っている。資料類もタイとベトナムのものはスーツケースの奥にしまいこみラオスモードに集中する。「ヘンガップライはポップカンマイか」久しぶりに使うラオス語を思い出しながら朝食。このホテル3星ホテルでとりあえず寝るだけと思ったが、スカイラウンジでの食事はなかなか眺めもよく快適だった。準備をさっと済まして08:40ホテル発。事前にホテルにタクシーを頼んでもらっておいたのでスムーズに出発できた。今日も対応のものすごくいいベルボーイ。うむ、サービスのいい人はどこの国でも気持ちいい。工事もほぼ終わった市内は順調で09:10タンソンヤット国際空港に到着。そのままチェックインをしてラウンジで一休み。ラオスの打ち合わせをしているうちに搭乗時間となり10:30搭乗ゲートへ。そして11:20VN0605便にてフライトまたもやバンコクへ戻る。

 

今回何度目のバンコクだ?そして揺れも少なく至ってスムーズに12:50、バンコク着。ここでラオス航空にトランジットだ。果てしない空港を行きトランジットゲートで13:20チェックイン。またもやいつものラウンジで作業をし時間を過ごす。そして、15:00搭乗ゲートへ。時間はどんどん過ぎていく。そして、今回は初搭乗となるラオス航空の美しい機体に見ほれながらラオス中部のサバナケット空港へ15:35QV224にて飛び立つ。

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17:05サバナケット空港に着陸。そこはなんというんだろうゴルフ場のクラブハウスのような空港であった。そして、国際線にも関わらず出国も一瞬。多分、空港について5分で機体に乗れるコンパクトさ。うん、この感じだ。ゲートには大使館のマリさんが待っていてくれた。ものすごく頭のよさそうな人。それでいてのんびりとした雰囲気がいい感じ。ラオスのたびが楽しみになってきた。

 

空港を出て日が傾きかけたサバナケット市内を行く。赤茶けた大地、道路の真ん中を悠々とあるく牛、傾きかけた夕日に映る姿は全てが懐かしく感じる。「戻ってきたよ」。誰に言う言葉だろうか、自然に声になって出て来るんだ。今日から数日間、ここで何を学んで帰るのだろうか。そして、それを誰に伝えるのだろう。楽しみに溢れている。

 

ここラオスは人口700万人弱の国。国土は本州と同じくらいの領土を持つ海のない国だ。主食はもち米。決して辛いものがおおいわけではなく、味もソフトで柔らかな食感のものが多い。以前は知る人ぞ知る国であったが現在は土地バブル期でもあり高度成長中。8%の成長率というのだからものすごい。仏教国であり旅人はその美しきふるまいにあこがれを抱く。結果、リピーターの多い国というのもラオスの素晴らしさを物語っている。

 

この南北に長いラオス。今回は東西回廊の要地、中部サバナケットに到着した。ここにはタイとの国境をつなぐ橋がかけられていてベトナムからラオス、タイそしてミャンマーにつながる重要な場所でもある。タイから越境した客がカジノを楽しむ場所ということもきいていた。以前来たとき、「ここにカジノを作るんですよ」といわれた。是非一度は泊まってみたいとその時に言っていた。今回はそこに泊まるのだ。

 

空港からホテルまでは20分ほどだった。17:30にチェックインをするも手際が悪く時間がかかる。おまけにタイ語しか通じない。英語もダメ。ラオス語も。ここはどこなんだろう、とおもってもめていたらようやく英語の分かる従業員が来る。よく見るとカジノの好感通過もすべてバーツ。レストランもバーツ。そうかこのホテルはもうタイなのだ。チェックインをしてそのままもうひとつのホテルへ。今回は分宿することになる。

 

18:10到着。ここで二元さんと再会。うーんなつかしい。そして懐かしくない。なんだかものすごく久しぶりなのについ最近会ったようにごく普通に話ができる。なんだろう。きっとどこかでつながっていたに違いない。そして昔のまま、変わらぬ美しさ。再会の余韻に浸ることもなくどんどん荷物を降ろしそしてすぐに会場であるサワンITECCにて打ち合わせに向かう。19時。巨大なITECCの会場に入りスタッフと確認作業に入る。

 

音響などまだまだの部分があるがみな一生懸命。この真面目な取り組み方が本当にラオス人のよいところだ。のんびりしているのでちゃんとやらなかったり遅れたりするのだが決して不真面目ではない。のんびりしているだけ。僕はそう思うようにしている。ないものばかりのこの場所でたくさんの気づきがある。19:30夕食へ。以前も来たことのあるレストラン、「サワン ラオドゥーン」にて夕食。ラープやサイグア、カイペーンなど懐かしいラオ料理が並ぶ。

 

旅の疲れもかなり出ていて今日で一度リセットしなければいけない。明日からの強行軍に備えて早めな21:30にホテルへ。今日はホテルでゆっくりしよう。売店でビアラオゴールドをかう。のこりのバーツをつかっての買い物だ。カジノのカフェで2時間ほど綿密に打ち合わせ。タイとベトナムで精一杯だったので細かいことが出来ていない。ここをきちんとやらないと何もすすまないのでじっくり意識をあわせる。

 

意識あわせというのは何度も同じ事を反復して頭にいれてはなさないとだめだ。それで何度もいたい思いをしたし残念な思いもした。一期一会のこの場所で失敗はしたくないのでやることだけはきちんとやりたい。いつも思うのだがよいステージをしたときはそのときの縁が動き出す。反面、送でないときは何も起こらない。ただの時間の浪費に過ぎないこともある。

 

僕らはただの旅行をしにきたのではない。旅からなにかを知るのではなく、旅で何をやるかが後々に自分たちに返ってくること、それが自分たちの全てだったことを知っている。だから、繰り返し繰り返し、細部にわたって同じ事を確認しあう。それでもまだ足りない。自分の中で焦りが見え始めている。これではダメだと。ちょうど日本を出て5日目。緊張感が最初に切れる時期。チームワークもいい。でも、ここをしっかりとやりきらないとラオス旅行になってしまうと一人あせる自分がいる。

打ち合わせが終わり部屋に戻る。五つ星だけあって豪華だが細部にわたり気が利いていない。もったいないね。ホスピタリティが足りないのだろう。掃除のおばちゃんはみな愛想がいい。それが唯一の救いだ。深夜0時。少しだけカジノへ。このホテルのたち位置が分かる。中国人とタイ人。ここはラオスであってラオスでない。ちょっとだけやってちょっとだけ負けて部屋に戻る。もともと賭け事は好きでないのが幸いだね。02:00明日の準備をして就寝。

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