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長沙5

交流会はこのイベントにかかわるすべての人で開かれた。

日本人、中国人、年齢も様々。

それらのすべての力で動かしているんだなと思う。

その中心にいるのが松永さんだった。

いろいろな人を紹介された。

中でも三一重機って知っているだろうか?

福島原発に給水をしなければいけない時になかなか大きなポンプがなく原子炉は本当に危ない状態だった。

そのときに中国から贈られた巨大なポンプクレーン車。

テレビでみたと思う。

ものすごく長いポンプで直接原子炉に水をかけていたあのポンプ車。

それを無償で提供してくれたのがこの長沙の会社三一重機さんなのだ。

中国からの支援。

その会社の人がここにいる。

 

なんだか嬉しくなった。

そしてお礼を言わせてもらった。

「日本を救ってくれてありがとう」。

 

世の中すべてが争いではない。

争いの前に人間として感じあうことができればそれは必ず道が開けてくる兆しだ。

あっという間に時間が過ぎ、場所を長沙の繁華街に移す。

黄興広場の先にある酒場のエリア。

ものすごい。

イメージ的にいうとアンダーグラウンドなディズニーランド。

まるで盗賊が出てきそうなバーが所狭しと並んでいる。

すごいパワーだ。

 

さらにメインストリートに場を移す。

目を指すような照明がまぶしい目抜き通り。

そこでまたもや麺を食べてホテルに戻る。

 

タクシーが止まら何のはバブルの六本木状態。

飲んで帰りにラーメンでタクシーを探す。

そんな時代が日本にもあった。

とにかくタクシーや白タクが全くつかまらない。

寒い中、タクシーを求めて道をゆく。

なんか懐かしいね。

そして、この街のパワーを強く感じたね。

ようやく確保して川を超えて大学エリアへ。

 

24時ホテルに戻り解散。

明日はいよいよメインステージだ。

 

2011/11/13

7時起床、天気はまあまあだ。

空調がいまいちでかなり寒い朝。

今日は午前中に時間があるのですぐそばの岳麓書院に向かう。

9時に出発し建物の中に入る。

中国の書物はビジュアル的にとても好きなのだがここでも被写体のオンパレード。

うーむいい感じだ。

 

撮影スポットを探しながら書院をゆく。

湖南大学の学生は自由に出入りができるためここで本を読んでいたりするという。

なんて優雅な暮らしなんだろうと思う。

 

10時にホテルに戻り会場へ向かう。

リハーサルが全体的に押していたが何とかサウンドチェックはできた。

その後、武漢からきているチームと合流すべく昼食会場へ。

ここ長沙と武漢の日本人会の交流の場に参加させてもらう。

 

その中で2004年成都でコンサートを行った時に来て頂いた方に偶然遭遇。

音楽をやっているとこういうことはよくあるが中国でというのは聞いたことがない。

この広大な中国で時には中国を狭いと感じるのはこんな時だろう。

 

そして、あわただしく13時。

開会式に参加するために会場へ。

湖南大学の運動場には多くの人が来場していた。

日本と中国との絆。

総領事館がないエリアでJapanWeekが行われるのはこの長沙だけであるという。

それだけこの長沙の日本人会のパワーがあるということなんだろう。

そんなイベントに参加させてもらって感謝の言葉しか思いつかない。

 

ホテルに戻り準備。

そして1540会場に向かう。

途中コスプレコンテストに出演した学生たちとすれ違う。

ほとんど日本と一緒である。

違うのはそれをやっているのが中国人であるということだけだ。

日本のアニメやコスプレの文化はここ中国で圧倒的な支持を得ている。

日本の考え方、やり方、こうして現地に来ると何をすればいいかが見えてくるものだ。

 

会場に到着しバックステージで待機していると若干早めにスタートの指示が出る。

 

いよいよだ。

Japan Week

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