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貴州ツアー3

2011/03/20

6:00起床。

真っ暗だ。

緯度の関係もあるね。

こんなに広い国でも時間は北京と一緒だ。

 

7時。

まだうす暗い中朝食へ。

ホテルから会場まで1時間はかかるので結局全ての荷物を持っていくことになる。

8時出発。

いよいよ貴州大学へ。

貴州大学は貴州省の総合大学花渓といわれる地区にある。

その中の学部に当たる部門として日本語学院がある。

今回メインで動いてくれているのはここの先生で最初は王院長と話今では昨晩あった文先生が責任者として動いてくれている。

貴陽市内は渋滞をしていて抜けるのに時間がかかった。

重慶同様坂の多い町なので自転車が見えない。

最近の東京は自転車が多いのにな、なんて思う。

 

8:50。

予定通り大学に到着する。

ここで朝食の帰りだった一部メンバーと合流。

会場のセットの関係もあり2班に分かれての宿泊だったが、かなり豪華なホテルだったと聞くと安心できる。

メンバー全員で学長へ表敬訪問に向かう。

学内は広く日本の大学の規模とはまったく異なる。

ここに5万人の学生がいるということでそれこそ警察から劇場まである大学だ。

町だね。

まるで。

貴州大学に到着

その本部に当たる建物に到着。

陳学長にご挨拶だ。

通訳には王院長があたってくれた。

王院長ともここであうのが初めて。

ものすごく流暢な日本語でまたびっくり。

みんなすごいぞ。

応接に通され学長からは最初に地震の被害についての追悼の言葉。

そして、僕らの公演に対する祝辞。

そして、日本と中国は難しいこともたくさんあるがこれからは力を合わせて良い二国間の関係を作っていくべきだと言ってくれた。

すべて「うん、うん」と聞いてしまう。

僕らもこの公演にかける思いを伝えた。

学長に表敬訪問

「日本と中国ではなく日本人と中国人。同じ人間同士での交流に壁はない。そして、知らない関係は難しい環境を作りがちだ。だから僕らを通して日本を知ってもらい、そして僕らもここで見たこと、聞いたことを日本につたえる」

それが本心だった。

学長からはミャオ族の民芸品をプレゼントされた。

みな大喜び。

そして、予定を大きくオーバーして部屋を後に。

コンサートも見に来てくれるというので後での再会を約束して僕らは一度学外にでる。

なんだかうれしくなってきた。

初めて会う学長はとても素晴らしい人であった。

いろいろな心配がふきとんだ気持ちになれた。

優しい陳学長と

ここでセッティングチームは会場に、残りは花渓公園に向かう。

貴州に来て何も見ていないのでは話もできない。

自分の目でどんな町か見ておきたかった。

この公演は蒋介石が一時滞在した建物がある場所で天然の公園になっている。

何気なく歩いているとおじいさんたちが楽器を演奏している。

そこに朱さんが走って行き(朱さんはよく走る)なんと明日僕らのやる曲を演奏してもらった。

もちろん、しのんはその曲を歌える。

それに中国人のおじさんたちはびっくり。

こんな街角でも日中友好はすぐに始まる。

歌の力。

言葉の力を感じる瞬間だ。

僕らがバンドマンと知ってまたびっくり。

貴州に日本人バンドなんて来たことがないからね。

公園の中でもこんなことが

今晩のコンサートは見に来るという。

そしてしばらく散策して再び大学へ。

ここで学食で貴州ラーメンを食する。

ラーメンというよりもフォーに近いね。

ここも抜群の辛さの豆板醤が決め手。

思わずせき込む辛さでうまい。

大学の食堂。おいしかった。

セッティングの状況を聞くと全く問題ないという。すべてそろっていると聞いて安心。

今までの中国とは違うことを感じる。

というか当たり前のことなのだ。

その当たり前が今目の前にあるということは僕らもそれなりの覚悟で演じなければならない。

中国だからではなく真剣勝負が迫っている。

14時からリハーサル。

音響は千夏が仕切っている。

いつの間にか立派なエンジニア担っていた彼女は重慶と時とまったく違っていた。

いいな、若いと成長がよく見える。

そんな安心もありリハーサルは順調に進んだ。

会場となる礼堂の前で

今回のテーマはコラボレーション。

一緒に作る楽しさを伝えたい。

だから僕らは違った曲を違ったメンバーで共演したいと申し入れていた。

この申し入れも完璧に伝わっており最初はミャオ族の女性、そして日本語学科の女性、そして英語学科の女性と3人がしのんと絡むことになる。

ミャオ族は声が高い。

僕らのロックのリズムにも負けていないハイトーン。

これってほんと貴重な経験だと思う。

ロックに中国の少数民族の民謡をはめる。

すごい。

もっともっとできるんじゃないかとわくわくする。

だんだん気持ち良くなっていった。

 

16時に予定通りRHを終える。

そのあとは学生バンドのRHだった。

少し残って話をする。

なんと!ラオス人のバンドがいた。

面白いので「sabaidee」と語りかけるとびっくりしている。

しのんがラオス語の歌を即興で歌うと「GYPSYQUEEN!」とびっくりした顔で言う。

3年前のVientianeのNational cultureHallのコンサートを見たことがあるという。

なんて偶然!

なんて狭いアジア!

心臓がドキドキする。

この出会いは何なんだ!

彼の友達だろうか、他のラオス人も寄ってきた。

中国で出会うラオス人バンド。

このドラマになりそうな偶然に気持ちがたちあがっている。

みんなこの出会いに目をうるませている。

きれいな交流だ。

僕も涙が出そうになる。

こんなに純粋な交流の先に日中の関係は必ず良くなると感じる。

どんどん会うのだ。

たくさんの中国人と日本人がどんどん会って会話して明日を創るのだ。

しばらくの休憩ののち再び会場へ。

学生の長蛇の列を見て安心する。

楽屋口にもたくさんの学生がたまっていて、一緒に写真と撮ろうと捕まる。

みんな礼儀正しくいい学生だ。

会場前

日本語学科ではないのだろう「アンガト」と片言の日本語で笑顔を見せる。

いいね。この笑顔。

楽屋でスタンバイをしていると毎日新聞の鈴木さんがきた。

彼女はものすごくネイティブな中国語を話す。

今回もこの交流コンサートの取材に来てくれた。

感謝だ。

ステージでは四川地震や今回の地震のビデオを放映している。

キャンドルライトが飾られる。

みんな今日は日本人である僕らのために準備してくれているんだ。

そう思うとコンサート以上の何かを感じる。

スタッフサイドに聞いてみると学生が本当に積極的に動いてくれていてすごく助かるときいた。

今回はコンサート、交流会のほかにも抽選会を行う。

その抽選の回収やポストカードのプレゼント、日本で働きたい人のための留学案内などいろいろなものを配る。

日本を伝えよう

それらすべてが日本を伝えることにつながる。

かなり複雑な作業で日本を飛び立つ前に本当にできるのだろうか?

記名式のチケットなんて回収できるのか?

と話していた。

でも、その答えは簡単だ。

彼らは出来る。

心配をしていても解決にならない、こうして現地で実践すれば答えは簡単に入手できるし、その答えはえてして理想的な答えだ。

むしろ、それを分析するのが大変なくらいだ。

1000枚用意したチケットは全て配り終え、会場には入れない人には残念だが配ることができなかった。

そして、予定通り19時にコンサートは始まる。

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