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LAOS TOUR 9

Destination 9
僕らはワットプーの会場を後にしていつものレストランへ。時間はまだ朝8:00。早起きはいいね。すっかりおなかもすいて朝食。この日の朝食はお別れの食事でもある。なんとなくさびしい雰囲気が流れてくる。「今日の夜はバンコクなんだよね」と誰かが言うとみな頷かない。いうなよ、みたいな感じだ。僕らの送別会ということで遺跡を管理する長官や町長さん、そしてこの公演の関係者がたくさんやってきた。

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僕も今回の旅で思ったことを彼らに告げる。歓迎に対する感謝の念ももちろんだが一番強く思ったのはこの遺跡の保護だ。明日にも崩れちゃうかもしれない遺跡。なんとか保全できないものか。この南部の観光資源をみせてもらったけれどそれは魅力的なものだ。まだまだ開発の余地が十分にあるこのエリア。そんな発展とともに遺跡を守ることはできないかと思う。

「明日にもこわれちゃう!」この気持ちがいてもたってもいられないのだ。みんなその点をすごく感じているみたいでなんとかしていきたいと言っていた。気持ちは一緒だった。ここにきてよかったな。本当によかった。インターネットの中でしか知らなかったことを体で感じることができて本当に多くのことを知ることができた。その後バーシーの儀式へ。僕らを送り出してくれる儀式だ。僕の腕には数年前からこのバーシーのリングが取れずにある。きっと買ったものならとっくにはずしているだろう。でも、僕の腕に祈りながら結んでくれた人の顔が消えない限り自分からははずせないのだ。

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そして、今日も実にたくさんのバーシが僕の腕に巻かれた。メンバーもみな思い思いにラオスの人々の心を授かる。Shinonはもう完全にないてしまって使い物にならない。残念といえば飲みすぎてしまいコザックがこの場に参加できていないこと。これを経験できないのはもったいないよね。なぜかラオラオを飲まされたりしながらこの儀式は終了。最後に僕らから歌をプレゼントする。ここにいる人たちだけにささげる。

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もちろん曲は「Den Heng it sa la」だ。ないて歌えないshinonのサポーターは全員だ。この歌を結局全員で大合唱することになる。みんな良い笑顔をしている。出会えた喜びを全員が感じているんだな。そして、歌好きなみんな。アンサーソングということでラオス側が僕らに歌をプレゼント。なんだか盛り上がってきた。最後にラーコーンを歌ってくれた。さよならの歌だ。実はこの歌、2年前にカバーしようとしたことがあった。でも結果的にはできなかった。それはこの曲のメロディの解釈がまとまらなかったのと曲自体が僕らの感覚にしっくりいかなかったこと。やっていても感情移入ができずに結局やらなかった。なので、結果的に譜面だけはのこっている、といういわくつきの曲だ。その曲を今まさにみんなが僕らに歌ってくれている。

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そして、2年前は入ってこなかったこの曲が気持ちよく体に入ってきたことに自分でも驚いた。音楽は音符の羅列ではない。こうして歌う人の気持ち、場所、感情で変わるもの。今、この曲を聴いていてものすごく気持ちいい。日本に帰ったらこの曲をアレンジしてみよう。そのときには今日のこの気持ちを思い出してみよう。別れのときは近づいた。時間は11時近い。出発だ。このころになるとみな「ビーナイ」と言い合っていた。ラオス語で「来年ね!」だ。そう、またここにくるよ。待っていてくれる人たちがまた増えた。

僕らはホテルに戻り帰国の準備をし、すぐに出発することになる。サイに渡すDVDを焼きつつ間に合わないので出発。焼きあがるまでバッテリがー持つかどうか不安だ。帰りの道もワットプー帰りの車の列が大渋滞になっていたがカイケオさんの先導であっという間に渡し場に。そして、川を渡った。おととい初めて渡った川に歓喜していたみんなだが今は静かにこの川を渡る。この三日間にもらったたくさんの思い出をもって川を渡るのだ。バスは爆走し12:30パクセー着。今回ショッピングをまったくしていなかったので市場でショッピングタイムをもらう。30分でお土産をGET。ここでもviviちゃんのスーパーディスカウントが炸裂し、みんなシルバーのアクセサリーをGETしていた。さすがである。13:00。メコン沿いの水上レストランでランチ。

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おしゃれな雰囲気でたぶんこの旅最後のラオス料理を食する。ここで電源を拝借してPCのバッテリーも充電。電圧大丈夫かなとドキドキものだ。時間も迫っていてあわただしくも14:00出発。一路タイ国境に向かう。

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14:40.イミグレで若干時間を要したがなんとこのバスのままウボンまでいけるという。もちろんみんなで。ぼくらもここでラオス側のメンバーとさようなら、と思っていたのでちょっと嬉しい。これもカイケオさんの格別な取り計らいによるものだ。本当に今回はラオス政府に何から何までお世話になった。ここでカイケオさんとお別れ。ありがとう!次は日本で会いましょう!といって別れる。すぐにチョメック到着。タイに入国だ。

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しかしここでトラブルが。なんとさっき発行した臨時のパスポートについてもめている。なんでも要件をみたしていないということで再発行が必要みたいな感じだ。さすがにソムディの表情も曇る。交通省の役人が一緒にいてのトラブルはしゃれにならない。ただ、ここはタイ。ラオスではないので従うしかないのだ。時間はどんどん迫ってくる。待ちに待って16時を回る。いてもたってもいられなくなる。まずい。このままでは普通にいけば間に合わない。最悪のプランを考える。

乗り過ごしたらチケットを新たに買う予算を持ってきているわけではない。バンコクまで車で行くか。23時に空港に着けば間に合う。それならばこの車で行くか。でも、カンパイはラオス人、バンコクまでの道はわからないという。第一、何時間かかるの?到底無理かもしれない。それをわかるためにまずはタイ側の人に聞かねばならない。ならばさっそく乗り換えていくか。でも、乗り換えの時間、さらに何の責任もないタイのドライバーに任せること自体が不安だ。ではウボンで一泊するか。でも、そうすると今晩のTGには間に合わずキャンセルとなり、明日の便が抑えられるかどうかはわからない。どう考えても逃げ道はない。それでもいろいろなプランを錯綜させる。最後の最後にメンバーに迷惑をかけたくない。そんなときにソムディが帰ってきた。出発だ。

バスは猛ダッシュで走り始める。すでに16:20.「だいじょうぶか」と聞くと「大丈夫17:30にはつくよ」という。ん?通常ここからは2時間。それを1時間でつくというのはどうかと思う。「とにかく急いで」そう告げて今度はTGのオフィスを探す。事前にわかっていればなんとかなるかもしれない。日本のTGに電話をするとすでにオフィスは時間外で終了しているためにかからなかった。それではとバンコクのオフィスに連絡してウボンの電話番号を聞く。通常、帰国便のことなどを考えていろいろ資料を持ってくるのだがまさかウボンでのトラブルがあるとは思わずこのウボン関係の資料は一切持ってきていなかった。

準備不足だった。いかなるトラブルがあっても対応できるようにしておかなければ。絶対はありえない国だし、結局は自分にふりかかってくること。僕の英語力ではこの難しい状況説明ができるはずもなく、ソムディにバンコクのTGに連絡してもらう。バスは爆走。途中でガソリンがなくなり給油。この時間すら時計の秒針の音が聞こえるくらいだ。そして、ようやくウボン市内へ。すでに17時を回っている。便は18:15.TGのチェックインは30分前に閉められることもあると聞いたことがあり、とにかくウボンに電話をしないといけない。ソムディが何度かかけるがなかなかつながらないようでウボンの電話はまだわかっていない。渋滞気味の市内。そうだ、タイのトラフィックジャムは有名である。

そんなときカンパイがきょろきょろし始める。「みちがわからない」。。。「誰かに聞け!」とバスを降りて町の人に空港までの道を聞く。まあ、相手はそんな緊迫感はわからないので、のんびり話している。にこにこタイ人と話ているサイをみんなで「サイ!はやく!!」と叫んでバスに戻らせる。「akiさん顔怖いよ」笑いながらエーちゃんが言う。「怖いって、まじめになっているのよ」。このタイミングでも陽気なみんな。少し気持ちも柔らぐ。最悪ここに一泊しなければならないことも覚悟。それでも最後まであきらめずにチェックインの準備をする。「ソムディとshinon、viviちゃんは到着したらダッシュでカウンターで走って何とかチェックインさせて。とにかくカウンターに行ったら絶対にチケットを切ってもらうように頼んで残りのメンバーは荷物をもってきて。数がわからなくならないようにみんな数量を確認しよう」人に任せるので数量確認は大事。致命傷になりかねないので、きちんと確認して役割を決める。

「ソムディ、ウボンは?」再度電話をしてもらう。ようやくつながった。時間は17:50.理由を説明してくれるソムディ。こういうときに役人は強い。空港が見えてきた。入り組んだところにある空港でこれは初めてではわかりづらい。カンパイも猛ダッシュをかける。ソムディも席を立ち入り口にスタンバイだ。18:00.空港着。二つに分けたチームでカウンターに走る。サイが違うほうに走るので「こっち!」と呼び戻す。

5分後。チェックインカウンター前で安堵の表情のソムディ。「大丈夫っていったろう」。そういいたげな笑顔だ。間に合ったのだ。「やったね!」2回も迷ったのに1時間40分でたどり着いた。みんなのチームプレイに感謝。この1時間40分のドラマは最高のハッピーエンドになった。みんなで抱き合いまるで勝利宣言だね。これを映画にしたならばタイトルは「チームウボン」だ。

最後の最後まであきらめない僕ら。日本人6人、ラオス人4人の最強チーム。

僕はちょっとへなへな。乗れなかったらの選択肢で頭がいっぱいだったものがすっかり抜けてからっぽになった。荷物をどんどん入れてゲートにすすむ。幸い小さい空港で助かった感もある。名残惜しい別れ。もっとたくさん話したかった仲間。でもみんな最高の笑顔で別れられる。Shinonはまたもや泣いている。みんな寂しいよ。本当にありがとう。親友たちよ。ぼくらはチームだ。また、一緒に組んで新しい何かを始めよう。

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