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GYPSYQUEEN Road to Asia#53  -overseas japanese-
2019/11/2-4

219/11/2
午前5時。ネタと思ったら目が覚めた。そんな朝。今日は格別に早い。成田に7:10に集合というスケジュールで前泊かと思ったが何とかいけそうな時間。ということで朝、タクシーを呼んで上野経由で行く事にした。5:50にタクシーに乗り上野まで10分足らず。6:05には到着してしまい、6:20のスカイライナーを待つ。まあ、朝の余裕はいいものでせっぱつまるよりも全然良い。久しぶりのスカイライナー。時間的にはNEXよりも格段に速いのだが上野発というのがネックでいつもNEXにしていたが、NEXだと時間が合わないのでこちらを選択。本当に早いもので、ええ、もう?とおもったら空港についていた。7:07成田空港第一ターミナル着。

ターミナルにいくとすでに全員集合していた。前のりですでに上海についているバンバンジー、JAL便で飛ぶ中野くん以外の7名が集合。チェックインも比較的楽に済みゲートへ向かう。今回から長年つれそったベースのフライトケースがソフトタイプに変わった。ツアーケースはいかにも海外ツアーにという感じで頑丈なんだがなんといっても重い。ケースとベースで15㎏だからね。それでも2003年よりぼくのベースZONと共に旅をしていた。しかし、以前と違って最近は飛行機の荷物管理もよい。楽器をもって海外に行く人も増えた。そして、それに合わせてケースも頑丈なものがかなり安価で出てきた。マチャのそれをみて、いいなと思っていたところ、前回のジャムスでの移動の辛さと特に帰宅難民になった時のベースのケースの大きさが辛くなり、新しく買い替えることに。思い出の詰まったケースはしばし休養に入ってもらい、新しい身軽なケースになった。こんなので過酷な中国ツアーに耐えられるかという事はちょっと不安だった。日本ならいいけれど中国の航空事情を甘く見てはいけない。そして8:55のフライトも搭乗後大きく遅れ飛び立つ。上海まで3:30のフライトだ。


結局上海には30分以上遅れて到着。すでに10時間ほど待っていたバンバンジーと合流。荷物も遅れ、そこからの移動も遅れに遅れて1時間遅く出発した中野くんと合流する時にはすでに中野くんは到着していた。全員無事で合流した後は今回の主催者の和僑会のみなさんの送迎バスで一路上海市内へ。今回は初上海、発中国のメンバーもいて新鮮だ。静安寺近くのホテルにチェックインして早速街に出る。夜の交流会まで2時間程度しかなかったので新天地へ。2002年に初めてここのARKでライブをした。その時は上海でこんなライブハウスがあるのかとびっくりしたものだ。あの頃とは様相が全く違う上海。新天地もちゃんと来るのは久しぶりだった。おしゃれなカフェがならび外国人にあふれた観光スポット。コーヒー一杯1000円するのだから外国人価格というか上海の相場も上がってきた。まあ、日本もそうだけれどね。

そんな話をしていてあっという間に時間もたち交流会会場に向かう。今回はなんと昨日の夜に急きょ会場が変わるというハプニング。理由は第二回輸入博覧会の期間でもある昨日に海外からのVIPが来ていて外灘まわりの観光が入ったため、安全対策の為外灘の周りの会場がすべて閉鎖されたということ。特に今回のメイン会場は外灘の物凄い良い場所にある会場だったので有無を言わさず閉鎖となり、急きょ昨晩から会場を探したそうだ。日本だったら両方ありえない事なんだが、結局なんとか奇跡的に会場が確保でき、今日の交流会に至るという。すべて信じられない出来事だがこれが中国あるあるである。

 

交流会に行くと懐かしい顔が目の前に飛び込んできた。和僑会と出会って10年がたつ。最初の頃、自分たちも和僑であることを名乗り筒井会長と意気投合して和僑会の歌「和僑の風になれ」をつくり、そのレコーデシングを上海で行ったこともあった。CDも作ってみんなと販売をしたり、香港で手売りしたりといろいろ思い出もある。和僑会が危機に陥った時も僕らはぶれずに和僑会の教えの言葉通り、人を大切にすることで荒波を乗り切った。それは今でも正しかったと思っている。


今日は特に演奏もなくみんなとの交流に時間を使う事が出来た。中野くんも河合さんもお疲れモードであったので交流会が終わったらホテルに戻っていただき、僕らは和僑のメンバーと2次会へ。移動中外灘のプロジェクションマッピングを見るその規模の大きさが半端ない。ものすごくいいものを見れて感激。というかすごいぞ中国。この規模間は日本ではありえないね。そんな大都市上海・上海センターは今や中国一の高層タワーとなっている。初めて来たときにそびえていた上海テレビタワーは今や高層ビル街に飲み込まれてかすかな存在感のみを残す。二次会はその上海タワーと外灘の間のレストラン。ここにたくさんの和僑たちが流れ込んでくる。シンガポールやミャンマーなどいろいろな土地で頑張っている和僑がいる。そういった仲間たちの集う場。相互協力をしていける仲間創りの場。それが和僑だ。

 

今回は藤岡さんと三浦さんとじっくり話した。チャイナフェスの事やその連携についてもとことん話す。中途半端にならないように念を押しながら確認をしながら話す。こんな時間が持てることは本当に久しぶり。いろいろ話をすることができてよかった。合意事項もたくさんあり、今回の上海入りのもう一つの目的は果たされる。

 

そうなんだ。僕らは心を一つにしないとダメなんだ。だから、話す。メールでも電話でもなく直接話す。それが唯一の確実なコミュニケーションだ。

23時。ホテルに戻る。マッサージに行きたかったが断念。明日は本番。いろいろなイベントもあり今日の所は部屋に戻る。明日も早い。

 

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