News / Blog / Tour Report

Home

Raising sun 5

9/9
0300起床。外は真っ暗だ。夜はまだ続いている。激しく頭が痛いが集合時間に遅れてはいけないととにかく起きる。ここで目をつぶったら確実に寝てしまう。なんとか荷物をまとめて、0400ロビーに集合。出発を待つ。トルチューンが寝坊してみんなを待たせてしまう。団体行動では絶対してはいけないこと。きちんとしないとだめだよ。それがルールならば。開けない朝の中ジャムス駅に向かい20分ほどで到着。駅についてみると出発まで1時間近くある。なぜ?なぜこの時間?さばを読んでの集合だったのか?昨晩、もっと時間の確認をしっかりしていればそうはならなかったことに深く反省する。もっとちゃんと全体を見なければいけなかった。そんなことを考えていて30分。予定通り残りのメンバーが来る。この時間でよかったわけなのだ。アーティストは遅刻すると思われていたことに残念な思いを感じながら新幹線に向かう。

でも、そんな思いはすぐに吹き飛んだ。04:50新幹線のホームに向かおうとするとそこに朱副市長ほか干さん、パンさんなど昨晩のメンバーがきてくれた。こんなに早い時間に。。うれしいね。ここで本当にお別れ。二回目のジャムス。いろいろなことがあったけれど、こうして再び来れたことに感謝。ここまで準備をしてくれたみんなに感謝。支えてくれたみんなに感謝だ。

05:27新幹線にのり、行きの道中では寝ていて見れなかった景色を見ながら帰る。ひたすら続く草原。何もない平原を昔はどのようにして進んできたのだろうか。そしてその先にこの町はあった。中国最東端の町、ジャムスが。7:30ハルビンに到着してバスまで移動。ジャムスから帰ってくると都会感が半端ない。そして、スムーズに空港に向かい8時過ぎに空港に到着する。フライトはハルビン1055発成田1445着の便だ。前回ここで延々と帰国便を待ったところだ。空港に着くと何やら台風の影響で便が遅れているという。とりあえず前回ずっとねばっていたカフェにはいる。今回はみんなと一緒。気持ちも楽である。しかし、情報が刻一刻とはいってくる。まだ、成田から飛び立っていない?とすると何時間遅れるのか?そこからまたもやハルビン空港で過ごす時間が過ぎていく。

とりあえずチェックインまで2時間待ち、ロビーに入ってから4時間。もうやることもなくなった。途中春秋航空からの昼食が出る。飛行機はまだ来ない。ぐったり待ってようやく飛行機が到着し、その1時間後搭乗。時間は16時。一人だったら切れていたね。機内に入ってからは快適で疲れもありひと眠りするとあっという間に日本の領空となった。かなり揺れながら成田に到着。21時。6時間以上遅れての到着だ。みんなお疲れ様!ここでツアーは終わりだがまだまだおまけがあった。空港ロビーは人で埋め尽くされていた。台風の影響で成田が孤立していたのだ。話を聞くと今朝の発着からすでに孤立状態で朝からの人でごった返している。唯一スカイアクセス線のみが動いているということで、当然長蛇の列となっている。とにかく並ぶ。みんなはぐれないようにと動くが満員電車状態で思うようにいかない。時間はどんどん過ぎる。こんな成田は初めてだ。

結局23:30を過ぎ、電車に乗れないことを察し、神のような助けの声、平野さんが迎えに来てくれるということで空港ロビーで待つ。しかし、いつまでたっても来ない。連絡をすると空港への入口への道が水没して通行止めで車が動かないという。なんということ、そして夜中に来てくれているのに申し訳ない。とはいえ、待つことしかできない僕らは空港ロビーで時間を過ごすのだった。

 

第六章2幕はここで終わり。
今回のツアーでジャムスは二回目。たった一年足らずの間にいろいろなことが自分の中に起きた。そしてこうして約束通りこの地に再び来れた。自分の日々がどうであれ世の中は動く、そして追いつけそうにない自分、だめになりそうな自分にとってこうして今まで通りのスピードで動くこの流れに乗れることは自分を助けてくれる大きな波だ。開けない朝はない。時に自分が立ち止まっていても必ず時間は流れていることを実感した。そして52本目のツアー。そこには歴史がある。いまさらながらにそう思う。それをもっと大切にすべきだと思うししたいと思う。そういう自分になれたらと思う。

 

空港で寝てもよいかなと思った頃の午前1時。ようやく道路も復旧して車が入ってきた。平野さんもようやく到着してまさに神の助け。それぞれ家まで送ってもらうことになる。すでに9/10。午前2:30ようやく帰宅となる。
最後にドタバタであったが最後までチームの仲間に助けられて終えることができた今回のツアー。
みんなありがとう。いつも通りにそして本当にありがとう。

GYPSYQUEEN Road to Asia#52  -Raising sun-
2019/09/06-09

 

(第一回ジャムス日本祭りの言いだしっぺチーム)

«      |     »

ページトップに戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Search

Recent Comments

Archives