GYPSY QUEENが何を考えているのか?
たくさんの疑問から良く聞かれる質問をいくつかお答えします。



□GYPSY QUEENって?
アジア全体を活動領域として、アジア7ヶ国語(北京語、広東語、モンゴル語、ラオス語、マレー語、英語、日本語)を駆使してサウンドメイキングをする国内唯一のバンド。2001年より中国公演を開始し、現在6カ国50回以上の海外公演を敢行。公演はいずれも政府機関とのタイアップにより行い、大規模かつ認知度の高い公演を中心に実施。国家と人民に理解されるバンドとして自ら「文化となりうる音楽製作集団」を追求し活動中。1997年より活動開始。デビューは2003年10月キングレコードよりアルバム「Wired」にてデビュー。2004年10月21日。トライエムより2枚目のアルバムとなる[SILK]リリース予定。



□GYPSY QUEEN結成の背景は?
 1980年代、大学生だったAkiと当時同じサークルに所属していたMasaoにて結成。当初は池田聡をボーカルに迎えハードロックバンドにラテンのボーカリストという異色の組み合わせで活動。当時の後輩である中西圭三などのアドバイスを受け現在のアジアを目指すスタイルのバンドGYPSY QUEENとなる。 きっかけは「しのんの声は中国語が合うかもね」の一言である。



□ なぜ中国?
僕らはアジアの民。GYPSY QUEENはアジアのバンド。日本だけなく中国で、アジアでという発想のもと活動。世界にはいろいろな人がいる。もっと多くの人と話し、交流してゆきたいと思った。そしてその目指す先にアジアがあった。そして、彼らは近くて遠い隣国の友人。もっとわかりあいたいという気持ちが生まれ中国に旅立った。そして今では僕らの音楽を待ってくれている人がいる。だから僕らはアジアに向かう。



□ 中国に行くことになったきっかけは?
GYPSY QUEENが中国語に挑戦し始めたころだった。最初はカタカナ中国語だったけれどいろいろ中国人の知り合いを探して曲を作り、歌詞を載せていった。そして、ぼくらは日本国内のライブハウスでも中国語の曲を演奏するようになった。そのころ僕らのライブに「大地の子」に出演していた役者さんが見に来てくれていた。中国語で歌う僕らに驚いたその方は程波先生という。この方と意気投合して僕らがなぜ中国を目指すかを語った。先生は痛く感動され僕らにチャンスをくれた。「2001年に中国にコンサートにきませんか?」もちろん、yes。まるで夢みたいなことだがしばらくして中華人民共和国文化部から招聘状が届いた。それをきっかけに人の縁が信じられないように続き今に至っている。



□アメリカでもいいのでは?
なぜアメリカではないか?ん??逆に言えばなぜアメリカなのか?遠い国、風習も違う、言葉も違う。それなら近くて同じ漢字を使い同じ民族の流れを持つ国にまず向かうべきではないか?すべてのアジアの音楽と触れ合ったその先のこと。今は僕らの興味は今アジアにある。それだけのことである。



□目指すものは何か?
 僕らの目指すものはアジアでの音楽によるコミュニケーションである。相手を好きになること、知ることから初めて、そしてぼくらは異国の友人達とその国の言語と音楽でコミュニケートする。中国市場に乗り込むという気持ちではなく僕ら自身が中国の中に迎え入れられて、そして中国の中から日本を見ることができればいいと思う。中国の中から世界を見ることによって僕らは中国人によって支えられ、中国人の力によって中国で活動を続けてゆく。それが一つの目標でもある。日本でもファンにささえられて音楽活動するということは当たり前のこと。それを中国でもやろうと考えている。僕ら自身が文化となりアジアの新しい文化を形成できればいい。僕ら日本人バンドGYPSY QUEENの遺伝子が彼らの中で違うものに変わっていくのはとても爽快だ。もっと交流と理解を!と思う。



□ 楽曲つくり
GYPSY QUEENの作詞作曲担当はAKI。曲を作るときは大体ツアー中。出会った人々の心に触れ、その国、町の歴史に触れ、それに反応するかのように曲と詩が同時に生まれてくる。



□ 楽曲のテーマは?
ツアーを通して作る関係からかアジアをイメージした情景詩的なものが多い。その国の匂いを伝えられるような楽曲つくりができればと。もちろん、そういったスケールの大きなものも多いがもう一つ大事なテーマがある。それは「人が生きること」。生きていくにはいろいろ大変だ。複雑なことや嫌なこと、嬉しいことや悲しいこと。そんな言葉に出でない人の気持ちを代弁するような曲を書きたいし、悲しんでいる人をみると自然にその人の気持ちになってしまい曲が出てくる。「旅と心」。そんなテーマが中心。



□ WINGとの関係は?
 2002年外務省の国交回復30周年記念事業のときに上海で出会ったのが最初。大先輩である爆風スランプのファンキー末吉さんの紹介だった。彼は香港のスーパースターBEYONDの一員。昨年は24万人を動員した歴史的なグループ。それでも彼とはあっという間に仲良くなれた。一緒に曲を作り、酒を飲み、音楽について語る。今では中国の大事な朋友の一人である。



□ GYPSY QUEENのテーマは?
アジアの音楽をもっと広めていきたい。それは日本をアジアに広めることでもあり、アジアとの相互理解につながると思う。僕らがアジアに出てゆき、一つの文化として感じてもらえるようになりたい。相手の気持ちになり、相手と同じ目線で同じ言葉を使うことで交流をしてゆきたい。それがGYPSY QUEENのテーマ。

「もっと多くの人々と語り合おう、アジアの時代が来ている今、もっと僕らの空を広げていこう」GYPSY QUEEN