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チェンマイ ビアヤーマンのステージにて / Photo by Gucchi

新年がはじまりもう新年会のラッシュ。
いろいろやることもタクサンあるしのんびりはしていられない。
お正月に書き溜めた曲もたくさんあるので早く仕上げないとね。

そんな日々が続き、今年のさまざまな計画も動き出してばたばたしていました。

このまえのタイのツアーではいろいろなことがおきたのだけれどひとつ今までと
大きく異なることというか成果だなとおもうのはバンドとしてのコミュニケーション
がたかまったことかな。そんなことを新年会で話していた。

今までのワーストツアーはどこだろう?
なんて話で盛り上がったその会。
machaの初参加のときは耐えたよね?とか、どこにつれていかれるかとおもったよねとかそれぞれ強烈な思い出を話していたのだけれどパフォーマンスという点においては
シビアな思いでも多々あった。

その中で、広州にほどちかい佛山での公演についてはかなりつらい経験として
今も心に残っている。そのころはそうはおもっていなかったけれどバンドマンとしてのアジアでのキャリアはまったく足りなかった。
ステージが用意されて、そこに上がる気持ちの覚悟があって初めて演奏がなりたったようなころ。もちろん、日本では当たり前のようなことも言葉の通じないところでは
ソレが難しかった。

機材のトラブルなどもあり、さんざんのステージを終えて思ったのは自分たちの臨機応変さのなさだった。
まあ、普通ステージというのはきまっているものだし、その心の準備もあたりまえにある。むしろそうではないほうがおかしいし、それがきちんと音楽をやるということだとおもった。

その後も現場主義の中国にもまれいつしか少しは強くなったかな、とおもったころからアセアンに出始める。

そして、今回にいたってはメインのチェンマイ、バンコク公演以外は自分たちで交渉してそして、なんとなく流れの任せるままでステージを構成した。

現地のアーチストやプロモータと交渉してステージを作りそして、いつだって自分たちの音を出せるようになる。

昔バーベキュー和佐田さんにいわれたことば「どんなアンプでもどんな場所でも大丈夫ですよ」その余裕と言葉通りの環境に左右されないプレイは今でも強烈に僕の中に残っている。

まあ、そこまでのレベルには到底いかないが、「やる?」ときかれたら「やるよ」といってどんな場所でもステージに立てるようになってきた。

音楽という最高のコミュニケーションを通して知り合った音楽仲間がどんどん増えてきている。今年はもっとそれが増えるだろうな。

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