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overseas japanese 3

2019/11/4
二日酔いが辛く9時にロビー集合。散策で頭を切り替える。散歩の帰りにタクシーに乗ろうとするとウイチャットペイでないとだめと断られる。そうか現金は使えない時代になりつつあるのか。先般の武漢でもコンビニで現金のおつりがなかったこともあったがもう電子マネーど真ん中なのだ。

日本は遅れているということか。確かにタクシーもみなウーバーで呼ぶしね。日本人にとっては面倒な時代になったものだ。結構遠出してしまい、ホテルに戻りチェックアウトの準備をして1130にチェックアウト。中野くんを見送り僕等も浦東空港に向かう。日中関係が過去最高に良いと言われる時代。中国の経済やエンタメは発展していき日本のコンテンツをどんどん飲み込んでくる。昔の日本がそうであったように。

 

第六章3幕はここで終わり。久しぶりの中野くんとの上海。前回は2009年。爆風スランプが北京で演奏を中断されマネージャーが拘束されるという思い出依頼の中国ということで中野くんも緊張した面持ちであったことを今でも覚えている。そして大歓声と歓迎の声。中野くんの中で中国のページが一枚切り替わっただろうと感じた瞬間だった。その後何度か海外公演を一緒にさせて頂いているが普遍のパワーで押し切るステージは素晴らしいしその圧力はものすごい。すべてをかけて歌っている姿に自分も負けじと力が入る。そうした、相乗効果は自分にとってもとても大事な時間だ。河合さんのプレイに触発され音量を上げてしまうこともしばしば。それはまさにROCKだ。慣れてはいけないと前回のツアーで感じたこと。大ベテランの2人は全くなれていない。慣れているけれど毎回毎回初物のような力の入れ方でステージをこなす。だから生きていく事が出来てると感じる。自分もそうしなければ。一期一会はよくわかっている。だとしたら音楽でもそうありたい。完全燃焼。それを次のテーマとしていこう。

 

上海市内はそこそこ渋滞しつつ空港に到着。ただでさえ広い空港で機材もあり、チェックインも時間がかかり、ほとんど余裕なく搭乗ゲートに向かう。ラウンジで簡単な食事をしてゲートに向かうともう搭乗を開始していた。
相変わらず空港は混雑で飛び立つまで時間がかかったが機体は一路成田へ。そうして18:15成田着。今回の旅も終わりだ。あっという間の3日間だったが中身の濃い旅でもあった。和僑会も来年は第十回アジア大会を迎える。その時に僕らがどんな役割を果たせるだろうか?またこれからも一歩一歩進んでいきたい。そして一昨日あった高校生との再会の時を楽しみにしたい。


GYPSYQUEEN Road to Asia#53 -overseas japanese-
2019/11/2-4

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