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GYPSYQUEEN Road to Asia#49

I’ll remember

2017/08/18-20

 

2017/08/18

夜の明けぬ午前5時。蒸し暑さの中目が覚める。早朝の移動はきついね。5:50いつものようにタクシーで池袋西口に向かう。ここから6:15のバスにのり羽田へ。お決まりのルートだ。羽田には集合時間より少し遅れて7:05に到着。相変わらず人の多い羽田はいろいろな人種でごった返している。チェックインをしていつも通り機材を通して搭乗口に向かう。朝ご飯を食べていなかったので、さっぱりとうどんで朝ご飯。同じ便になった上野優華ちゃんともばったり出会った。そうしているうちに搭乗となる。

8:55発ハノイ行き。今回は直行便ではなくハノイで乗り換えてダナンへ向かう。久しぶりのANAの旅。日系のエアラインはいろいろ安心なことも多く機内でも充実の時間が過ごせる。新作映画もいろいろあったが今回は「君の名は」をようやく見ることができた。実はあまり興味がなかったのだが、この際見ることにしたのだが、超感動。なんだ、この凄さは。久しぶりに映画の世界にはまってしまった。少しは寝ようと思ったが結局ほとんど起きていて気づくともうすぐ降下のアナウンスが。ハノイは近いね。そして、12:25ノイバイ空港に到着。むっとしたハノイの空気が出迎えてくれる。またきたよ。

今回は国内線に乗り継ぐのだが、新しくなってからの乗継をしたことがそういえばなかった。どうするのだろうと係員に聞いてみるとシャトルバスが走っているという。「入口出て右に行って黒いバスにのればいいよ」というのでその通りにいってみる。

なんとなくここかなと思うところで待っていると、他の乗客も来はじめて一安心。バスに機材を乗せて出発。思ったより遠くて、昔のノイバイ空港まで運ばれる。そうか、そういうことだったね。旧ターミナルは国内線なのか。という事は乗継の度にこのシャトルに乗るわけだ。国内線のロビーは込み合っていた。長蛇の列に並ぶがここはベトナム。割り込もうとする人が必死に僕をクリアしようとするが、そこはディフエンスに長けている自分。クリアさせずにそのまま進む。

 

ようやくチェックインした時にはもう搭乗まで結構ギリギリだった。この空港には僕は深い思い出がある。あまりいい思い出ではないが一生忘れない思い出。そんなことを思い出しながら搭乗ゲートに向かう。手荷物検査も長蛇の列でほんとぎりぎりで懐かしい搭乗口へ。昔あったレストランはなくなっていてなんだか殺風景なロビーだった。若干遅れて15:10のフライトの搭乗となる。ここからは近い。機体はぐぐっと高度を上げ海岸線にでてそのままダナンに向かう。国内線の狭い機内で過ごすのも旅の楽しみ。高度を上げたかと思うとあっという間に降下に入りダナンに到着する。16:30.無事に到着だ。

 

 

到着したロビーは国内線なので殺風景な雰囲気満点。荷物をピックアップしてターミナルから出ると主催者のみなさんが待っていてくれた。少し遅れたのでそそくさとバンに荷物を積み込み出発。これから明日の公演の会場下見に行く。リハーサルをとのことだったがまだメンバーと合流前なので機材のみ見に行く。機材さえあれば大丈夫。どんな状況でもやれる自信はある。だから、機材があるかどうかが一番重要なのだ。ダナン市内を行き、ビーチ沿いエリアに行くと会場であるホールが見えてきた。立派なホールで期待大。それでもいままでたくさん裏切られてきたのでものを見るまで安心できない。期待感を飲み込んでバンを降り会場に入る。

蒸し暑いホールで機材を確認。アンプ、ドラム。あった。よかった。電源はいる。もう完璧だ。ハードルの限りなく低い僕ら。音さえ出せれば問題ないとうことでほんの数分でチェックを終えた。同じエアだった優華ちゃんチームや石川さんも合流して、今回の流れを確認して会場をでる。

 

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