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Bor Luem Vientiane 3

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2017/02/18

 

06:00起床。窓を開けるとやはり暑かった。ここは常夏のアジアだった。08:00食事をしながら今日の予定を確認。ホテルの宿泊者はほとんどが欧米人。ラオスは日本よりも欧州に人気がある。こののんびりさは欧米人に人気がでるのもわかる。日本ではラオス自体知られていないし、明確な観光スポットがないと楽しめない日本人には理解しがたいと思うのだが、ここに来ると「良さ」が分かるんだよね。でも来ないと分からないのも弱点だ。僕自身こうしてくることができたから言えるのであって、来たことがなければ、ラオスって何があるの?って思うだろう。もっと日本国内でこの国の良い所をつたえられればいいのにって思う。秘境とかものすごい大自然とか貧困とかじゃなくて、この国の人と街と大地の美しさをだ。

 

 

10時に会場に向かう。ちょっと遅れていこうと思ったのだがアルーナから「もうついている」とメールが来たので急ぎ気味で向かう。会場につくとまだ、前の前の組のリハ中ということで遅くなりそうだし、なにやらステージ上でいろいろ相談をしている。これは音が出るまで時間がかかるぞと直感。PAブースの所にものすごく女優オーラをだしている女性がいて、もしかしたらとおもって近くに行くとアルーナだった。うむ、大物だぞ。今やこの国のトップアーティストなのだ。そのうちターとカイも来る。ターは昨年一緒に共演した好青年。2009年に初めてあってから仲良くなる。Apactというダンスグループのメインのシンガーだ。そしてオーバーダンスのカイ。そのパワフルさは2013年のアセアンフェスで実証済み。リハーサルなのに全身汗だらけで踊りまくったまさにオーバーダンスなシンガーだ。彼女もこの国のダンスシーンのトップに上り詰めた女性。そんなメンバーを待たせてのリハーサルはメコンの流れのようにゆっくりと進む。ターが「ちょっとお茶してきていい」というのでボーペニャンと答える。正直どこかで時間をつぶしてもらっていたほうがいい。そこにサイも登場。GYPSYの写真をいつもとってくれる彼。アメリカ大使館で働いたり、タイのテレビ局で働いていて今やお金持ちの部類に入ってきた。そんなかれが自慢げにもってきたのはドローン。この映像があとあと物凄いことが分かる。いろいろな規制がまったくないラオスなので自由にまるで遊んでいるようにドローンを飛ばすサイ。時間は11時を過ぎ。動かざること山の如し。無言のアルーナは動かない。そのうちターとカイが帰ってくるころにようやくステージに上がることができた。予定ではなかったアンプ類もばっちりそろい、音の出を待つ。これがまた待たされる。「あとどれくらいで始まるの?」と心配そうにターが来る多分午後は予定入れてしまっているのだろう。ここで、我慢できず、昨日のように勝手にRHをやろうとした。と思ったらいきなり「ドラムセットから音を確認する」と通常ノサウンドチェックが始まる。どんなにのんびりなんだとおもいつつその流れに身を任せ結局11:30からリハーサルが始まる。カイ達は今回のコラボソング「My hometown in asia」一曲なのですぐに終わった。本番での再会を約束して解散。それから僕らのサウンドチェックが始まるがこれは本当にすぐに終わった。昨日のラオバンファイやダンサーズも来ていてリハをやりたいとのことでリハーサル。どこにいたんだろうと思うほどに姿を消していたがいきなり大勢出てきた。やる気満々の彼らは10年前とは覚えるスピードが違うね。いい感じで安心。

あとは本番を楽しんでやろうと解散。そして僕らもホテルにもどる。数字安打がすっかり紫外線の強い太陽にあおられて顔も真っ赤だ。日焼け止め持ってくれば良かったよ。ランチはサイと一緒にローカルフードを食べに行く。大抵そうなのだが、僕らだけだとほんとローカルの人しかいない店に行くのだが、こちらの人といくとローカルフードに行こうと連れて行かれる店はみなきれいな店でまさにトラデシショナルフードだったりする。お店の雰囲気もいい感じでもし、初めてラオスに来る人が一緒ならこういうお店に連れて行かないとな、と思う。

サイの最近の活動や作品を見てそのセンスの良さに感動。大きくなったねえ、ほんと嬉しいよ。日本に来れる機会を是非作ってあげたいと思う。一度ホテルに戻り本番の準備をする。このイベントは二部構成でぼくらは第二部の最初にラオバンファイとのコラボで出演。そして、最後にもう一度出てここでGYPSYQUEENの曲やヴィエンチャン音頭、そして最後の最後にアルーナ達とMy Hometown in Asiaをやる流れとなっている。16:50ロビーに集合して会場へ。ちょっと押しているようだが会場につくと案外ちょうどよかった。

すぐにステージにあがりスタンバイする。ここは早い。GYPSYQUEENの最も強い所の一つ。セットがものすごく速いのだ。

 

秘訣はまたずに自分でやる事。言葉が分からなくても主張する事。日本語で言えば十分通じるもんだ。とメンバーには常々言っている事。

 

黙って待っていたら永遠にでてこないよ。とアドバイスは欠かさない。最初のステージはロックナンバーとラオバンファイとのコラボで盛り上げる。ラオス語の曲を後半に持って行って前半はJapanを前面に出そうというものだ。昔はできなかった裏拍での手拍子もできるようになってきている。そんな曲を中心に最初のステージを終える。僕らは一度ホテルに戻り次の出番まで待機。

びびちゃんはダンスコンテストの審査員ということで会場に残る。暑い中ずっと審査員で終わり次第すぐに戻りヴィエンチャン音頭の衣装に着替えて後半は出演というハードスケジュールになってしまったが、それでも審査員を快諾してくれた。ポジティブな考え方は現地でも受け入れられていると思うし交渉の時に力を発揮してくれていて本当に感謝だ。ホテルに戻り衣装を替え準備に。時間があるようでないんだよね。もろもろ明日の調整などがメールでばんばんくるので休む間もなくスタンバイの準備へ。この間にラオスターTVの出演の詳細を詰めたりできたので良かったが頭の入り替えがなかなかできないのも悩みの種ではある。19:30またもやアルーナから「いまどこにいる」メールが来て「今向かっている」と回答をしてあわてて会場へ。会場につくと先ほどとは違ってお客さんもたくさん入っている。派手な音響と照明で盛り上がっているぞ。それにしてもこの大音量大丈夫なのかなと思う。まあ、これもボーペニャンか。

 

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