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次代を担うものたち

旅をするといろいろな知り合いが増える。

ベトナムに行くことになってから知り合ったリンさん。

ホーチミン出身の若者だ。

そんな彼ともう2年の付き合いになる。

 

ベトナム語の先生といえばそうだが、日本語をしのんが教えるなどしていわゆる交流をしている。

 

そんな彼とあって思うのが彼らの向上心だ。

決して華美なことをいわず行わず、そしてまじめに仕事をしている。

仕事をしている先に未来のベトナムがあるわけで国に帰って自分のやりたいことがあるのだろう。

 

以前もベトナムの子供たちにPCを提供するために支援団体を作ろうとしている、と聞いた。

この世の中情報がすべてでその情報を入手するところから始まる。

そのために、ベトナムでまだ山間部やお金のない人たちの子供たちにもチャンスを与えていきたいという思いがあるらしい。

 

立派だ。

ものすごく立派。

 

僕らにそんなことを考えて生きていく余裕があるだろうか。

今の時代ではない、そう、ずっと昔に、発展途中には自分たちのことだけで精一杯であったころ。

 

音楽をきっかけにこうしてその国の未来を考える若者の力、精神にいたく感激したものだった。

 

ちなみにベトナムが無線ネット大国であることを知ったのはこのころ。

確かに有線の回線を張り巡らせるよりも無線を飛ばしたほうが早いし設備投資がいらない。

合理的だよね。

中国がビデオを飛び越しでDVDに行ったのと一緒かも。

 

ベトナムであった多くの人たちはものすごく僕に影響を与えてくれた。

ラオスで感じた人生観とはまったく異なる違ったパワーをみた。

 

SaigonCityという曲はそんな彼からの影響を受けて作った曲だ。

DearFriendsもトンというホーチミンのドライバーから受けた影響が大きい。

 

人との出会いで気持ちがゆすられてそこから生まれる言葉。

それがGYPSYQUEENの音楽の源になっているんだなと改めて思う。

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