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あいたいなぁ

逢いたい人がいる幸せがぼくらの音楽の中でもとても重要な要素だ。

音楽に不満や鬱憤をぶつけるものも音楽だし、夢や希望を託すのも音楽。

まあ、どちらかというとせっかく時間を費やすならハッピエンドがが良いだろうと

単純に思い僕らはいつも後者をもって音楽している。

 

コンサートを行うことについての心構えはいろいろあるが一番重要なのは見てくれた人がどう思うかなのかなぁ。と思う。

幸いにして超売れっ子ではない僕らは「俺の音楽、わかるやつだけついてこ?い」なんていう気がない。

そういうのってあまりかっこよく思わなかったりする。

とはいってもその気もないのに媚びて音楽をする気もない。

 

だから僕らが動く一番のガソリンは人だったりする。

 

ベトナムの話をメンバーにすると公演についての心配事はほとんど聞かれなくて「○○さんにあえますね」とか「そういえば○○さんどうしているんだろう」みたいな話ばかり。

おいおい、ちょっと楽曲について話そうぜ、見たいになるのだが、そこはみんな当たり前の前提でばっちりこなす。

 

ほめられたい子供のように、いじられたいネコのように僕らはスキンシップというカソリンを燃やし動き始めるのだ。

 

その前に地道にやらなければいけないこともたくさんあるがハイテンションの元皆がそれぞれ動き始めた。

成田で6本の矢は一本にまとまりホーチミンに向けて放たれる。

 

そして、また新しい出会いをするんだろう。

たった一週間の滞在だが凝縮された運命の渦にまた飛び込むんだな。

 

がんばらなくちゃ。(寝ない訓練ですな、結局)

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