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新しい何かが

今日はカンボジアの新年。ということで大使館へご招待されたのでいってきた。
今までいろいろな国にいったがカンボジアは初めて。新年の儀式もとても印象的であった。

カンボジアから来てくれたお坊さんのお経を聞いたあと、砂山を作る儀式が。
それは本当に砂で山を作る儀式で、人々が何かを生み出す、という意味で山を作るらしい。
そして、タイなどと同じように仏像にお清めの水をかけるという流れだ。
お経を読まれていたときに、お坊さんが花びらを僕らに蒔く。
それはなんとも言えず新鮮な、印象的なものであった。

会は粛々と進み、そこに見たことのある人が来た。
「えっ。明石さんじゃないの?」
カンボジアといえば明石さん。
ずっと前の記憶だがカンボジアの内戦からの復興に尽力した人だ。
当時、国連というのは日本人はあまりクローズアップされないものであり、日本人が国連のなにかの代表なんてありえないとおもっていた
時代にカンボジアの復興のための総長となり活躍した人だ。

いろいろなことをやれば軋轢もあるだろうし、いろいろな課題にぶつかることもあるだろう。
それでもひとつの国を復興させ選挙や政治、経済のシステムをまずは立ち上げたという功績は大きい。
とにかく、国連というワールドワイドの話の中で「明石(さん)」ということばが含まれていたのはなんとなく日本の
貢献度合いの向上と当時の僕には見えた。

スピーチも流暢で意味のある言葉をたくさん発している。
うむ、会えてよかった。うれしいサプライズである。

そんな席は盛り上がってあっという間の時間は過ぎる。
大使をはじめ大勢の人と知り合えた。今年も新しい何かを広めるためにがんばろう。
仏像に願いをこめて。

駐日カンボジア大使、高僧、元国連事務総長特別代表と。(Photo by Gucchi)

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